まだ抽選してなくてごめんなさい。がんばります。

18歳のお誕生日ですが、いつも以上にいつも通りに過ごして（ ﾟдﾟ）ポカーンされマスタ。
何も無かったなら明日食事でもいこうといわれたのだけど、明日はファウスト見に行くから
別の日にしてと言ったらまた（ ﾟдﾟ）ポカーンされマスタ。でもマキシムのケーキがキタ。
うれしい。

メールとか送ってくれたお友達、ありがとう。プレゼントは1年365日受け付けてます。
純一も玉木君も上原多香子ちゃんもルー大柴も私の嫌いなソダーバーグも誕生日。みんな
おめでとう。三島由紀夫も今日なんですよ。でも純一が一番人気なー。

映画見た後三越へ。駅の広告で榎木孝明がねこ絵展をしてるっていうんですもの。本とか
買うとサイン会と「抽選であなたのねこ絵をその場で描いてもらえるスペサル企画」に
参加できるのでウレウレとねこ画集を買いマスタ。ト−クショーでは絵を描くと癒される
から絵を描いてと薦められる。榎木さん超カッコいい。実物がカコイイ人2番目に決定
(1番は大杉漣)。サインのとき握手してもらった！

抽選当たったら誰の絵を描いてもらおうか、やっぱりここは亘だよなぁ…携帯の写真を
見ながらどれにするか検討してたのだけど、ハズレだった…＿|￣|〇さすがに55人中2人
というのはなかなか難しいか…でも1番違いだったの…ワタシは30番、アタリは31番。
七福ネコズパワーは銀座には一歩及ばず。宝くじは当ててくれるよね！

「デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-」＠スカラ座

誕生日に見るような映画じゃない。エグくて、グロくて、ちょっとエロ。でもこれが
R18なのはリアルタイムで湾岸戦争知らないからでしょ(笑)。

サダムフセインの息子ウダイに似ているというだけで彼の影武者にされたラティフが
再び自由を手に入れるまで。ストーリーに目新しい所は無くて、史実に多少の脚色は
あれども、イラクの内情はあんなもんだったんじゃないかなぁ。

この作品の見所はドミニククーパーの一人二役っぷりにつきる。享楽的で残酷で酒と
女が好きなウダイと、誠実で常識人で家族思いのラティフを見事に演じ分けている。
ラティフがウダイに化ける過程での葛藤、いつ家族が殺されても、自分自身もいつ
死んでもおかしくない状況の中で自身を失わずにいられる強さにぐっとくる。終盤
でてくるラティフのお父さん。息子と神を信じ、強く優しい。そしてウダイの狂気の
前では側近やサダムフセインが普通の人に見えてくる恐ろしさよ。

サニエちゃんはメイクと角度によって美人にもブスにもなる。ウダイの愛人？であり
ながら、ラティフに惹かれ…たのは本当だったのか、最後までわかんなかったなぁ。
ワタシ、海外の下着メーカーがスケスケとかヒラヒラとか総レースのドレスとか
キャミソールとかガウンとか何のために作るのか謎だったんだけど、金持ちが愛人
とかに着せるためだったのかーと納得。冒頭でサニエちゃんがスンゲーの着てます。

最後はラティフが大きな犠牲をはらいながらもイラクから逃げ出し、ウダイに妻を
殺された男と一緒にウダイを暗殺(未遂)して終わる。逃げるラティフに追いつき
ながらも見逃すSPとか、本当は好きでこの仕事してる訳じゃないんだろう人たちの
苦悩なんかも随所でほのかに伝わってくる。

視点がニュートラルなのはベルギー制作だからか。アメリカには絶対作れない作品。
でもみんな英語話してますね。あはー。テーマはアレだけど、見終わってズシーン
て感じにはならない。血とか痛い描写がダメでなければ良作だなー。