トーキオマラソン

今日は映画。2本見ようと思ったけど、気が乗らないので1本でヤメとく。11時過ぎに
映画が終って出たら東京マラソンの人たちが走ってった。でも9時過ぎスタートだから
先頭はもうゴール間近な訳か。

1時間ほどご飯食べて来たらもう「歩いた方が早いんじゃね?」って人々が走ってた。
池袋は東京マラソンとは無縁。帰ってテレビで見たら日テレの悪ふざけっぷりに吐気。

来週は黄昏ですが、来期のMETの演目でター。

で、ネトコはどんだけ写真修正してるんだ(笑)。いい加減誇大広告で訴えられるぞ。
今の所見たいのはテンペストくらい。ライブビューに乗らない演目にもミリョクテキ
なキャストのがちらほら…。

情報が錯綜してるんだけど、レニ(ミハイロフスキー)がロシアン・バレエ・シアターに
なって(RBTか(笑))ベルリンを退団するポリーナが移籍とかホントか?呼び屋が光蘭社
からNBSにという話もあったり何がどうなっているのやら。バナナの会社が破産したと
いう話も出てるし。ケフマンはレニに「私財」を突っ込んでるから大丈夫だと思うけど
…ロシアバレエ界に何が起こってるのだ。

目当ての店が休みだったので(日曜か…)、お昼はモザイクのWEEKEND BRUNCHで。
オムレツのプレートとサラダ、ジュース、パン、ドリンクのセット。ちょっとお値段
高めだけど、どれも美味しくてお腹いっぱいになった。紅茶は3杯分あった。視界に
入る限りお客は女子のみ。

パン(ベーグルとイングリッシュマフィン)は半分にカットしたのが食べ邦題。クリーム
チーズ2種類とチョコペースト、ピクルスが付く。もう食べ放題でがっつく年でもない
ので(笑)、ベーグルを2種類、マフィンを1種類だけ頼む。ちゃんとあっためてある。

青森はラグノオのりんごスティック。ニューデイズでやってる茨城フェアの一画に
何故か置いてあった。王道のウマさ。

仙台九重本舗玉澤の霜ばしら。さくさくの有平糖みたいな感じ。ほじって食べてると
あっという間になくなってしもた。らくがん粉は炒めて砂糖入れて食べられるという
ことで…明日だな。

「おとなのけんか」@シャンテ

ポランスキーがこんな作品撮るのかー、と変な所に感心してみる。珍しく邦題が秀逸。
ワタシは演劇は見ないけど、面白かったのよ。でも場面が変わらない状態での74分は
ちと長かった。

ケイトとヴァルツの息子がジョディとライリーの息子にけがさせて、謝りに来たの
だけど、穏やかに進んでたはずの話し合いがグダグダになって行く「だけ」の話。

最初は夫婦同士での対立だったのに、女同士、男同士、男チームVS女チームになったり
ケイト、ライリーVSジョディ、ヴァルツになったり、よくもまぁこんなにコロコロと
態度を変えられるもんだと。子供の話だったはずなのに、各人への個人攻撃にすり
変わって行く様は本当にウマい。あと、最初と最後でケイトのメイクとか髪型のさま
変わり様がすごい。細かい所まで計算されているなぁ。

タイタニック3Dの予告の後でケイトのゲーというのはなかなか強烈…ケイトはこれで
失った物は無いのだろうかとちょっと心配になる…。酒癖の悪さも、バッグの中の
チマチマした物への執着がなんかリアル。青筋浮き上がらせてマジ切れするジョディも
怖いっす。Foujitaの画集にもゲーされて半泣きとか…ワタシもそれ泣くわー。

小道具の使い方がよいのですよ。ケーキとかドライヤーとかお酒とかそして何より電話。
絶妙なタイミングでかかってくるヴァルツへの電話、会話と室内の状況も微妙にリンク
してるし、電話の中に全てが詰まってるなんて…何ちゅーみみっちい人生よ、と女性陣
でなくとも鼻で笑いたくなる。

大人がげっそりぐったりしてるのを知ってか知らずか子供らは仲直りしてるし。

キャスト全員楽しんでやってるのが良くわかる。予算は少ないけどギャラは高いん
だろうなと下世話なことも考える。英語のままの方が断然楽しいけど、字幕も秀逸。
優秀な脚本はどんな表現方法でも面白いけど、映画ならではの良さもあるのだ。

テレビのシチュエーションコメディとかクソみたいなバラエティ番組にはいるような
わざとらしい笑い方をする人がいて興ざめ。終わった後拍手したり…そう言うの嫌い。