金曜ロードショー

昨日からトンカツに取り付かれてたけど、適当な所でトンカツ定食だと後悔するので
手堅く和幸日土地ビル店。今月一杯ロース定食が100円引きなので、ワタシ的には
珍しくロースで。ご飯は半分、キャベツおかわりはいつも通り。

仕事を適当に切り上げて渋谷へ。金曜日の夜軽く何か食べてHTCで1000円で映画見る
コースは何気に気に入ってる。HTCはうんこな箱だけど、ここのスタッフは池袋とか
有楽町に較べると悪くない。席の割り振りにセンスがあるのだ。

今日は星乃珈琲でホットケーキと紅茶。偉く評判がいいけど、紅茶はテイスティング
カップで出て来て、1杯半分しか無いし、そんなに美味しいものではない…コーヒーに
すれば正解なのかもしれんが。ホットケーキは表面がかりっとしてて中がシュワっと
してる…確かにスフレだけど、20分以上まって食べるの3分とかどうなのと(笑)。
シロップははちみつ、メープル、黒蜜を選べて、メープルにした。ドリンクも一緒に
頼むとセットになって少しお得。

これはワタシだけだと思うのだけど、何かはわからないけどアレルギーが出た。喉が
きゅーっと狭くなるような、貝を食べたときの感じ。シュワっとさせるための材料に
何かアレルゲンがあったのかも。ということで一度食べたので満足。

渋谷店は超駅前だけど、109メンズ館なせいか並ばずに入れた。名ばかり分煙で少し
煙い。席間が狭くて落ち着かない。床材が安物なのか歩くと響く。隣のいい年した
女子が笑う度に手を叩いて足を踏み鳴らすのでうるさくて仕方ない。ここは渋谷。

マリリン 7日間の恋@HTC渋谷

「王子と踊子」の撮影秘話をかいま見るような錯覚に陥る。ワタシはこういうの大好き
だけど、マリリンに妄想と幻想を抱いてるアカデミー審査員世代には受けないだろうな。

でも、この作品が見せたいのは一般的に知られているマリリンではなくて、映画を
作って行く過程でのローレンスオリヴィエとの確執とか歩み寄りとか、演技に対する
マリリンのこだわりとか…そういう所だと思う。こだわりが強いゆえに誤解されて、
離れて行く人もいれば、寄り添ってくれる人もいて、いつも自分に無条件に味方して
くれる人が必要だった。強さと脆さは表裏一体と思わせておいて、自分の弱さ=病気
すら武器にするしたたかさも持ち合わせてる。

だから「恋」と邦題に入れたのは最悪。どうしてもコリンとのほの甘い恋愛話に
目がいっちゃうから制作側の意図と離れてしてしまう。日本人はそっちのが好き
なんだろうけど…マリリン的ローマの休日!みたいな…。

やっぱりミシェル大好きだー。マリリンに似てるかと問われれば「どうだろう?」
だけど、神経が細くて繊細なマリリンの光と影を凄まじい演技力で見せてくれるのは
彼女以外にいないでしょう。

脇役がものすごく豪華。ローレンスオリヴィエにケネスブラナー、ヴィヴィアンリー
にジュリアオーモンド(もうそんなに年取ってたのかー)、デビルズダブルに出てた
ドミニククーパー、当て馬(違)にエマワトソン、ジュディデンチ…しかし、コリンの
エディ君は「だれ?」状態。出演作は見てるんだけど印象に残ってない。イギリスの
育ちのいいお坊ちゃんが良く似合うのですよ、これが。

マリリンモンローの出演作は実はほとんど見たことない。大昔にアシュレイジャドと
ミラソルヴィーノがマリリンを2人1役でやった「ノーマ・ジーンとマリリン」なら
試写会で見た。そして会場入口で変なオッサンに一緒に中に入れてくれと言われた
のが軽いトラウマ(笑)。