レビュため込み中


なんだかニクキウを見せるのが流行ってるらしい。ニクキウは素晴らしいからねぇ。

ぱるぱるはマダ寒いらしい。

亘と1歳しか違わないけど、まだまだムッチリしてる。10歳と15歳というのが
ひとつの区切りなのかもしれんが、男子と女子でも違うかも。ねこ界も女子が
強いのだ。

cetteのパンプスイン、いつも履いてる形が無かったので、横にあったFALKEのを
買ってみた…なんか小さい?サイズ的には範囲内なのに…はっ、幅広だから??

今日映画館で近くにいた女の子が靴脱いでたんだけど(行儀悪…)すごい足でかくて
怖かった。ワタシは背は高いけど末端パーツは小さいので(イマイ家遺伝子)、手足
顔(頭)がでかい人が本能的に怖い。

やべ。映画の感想3件ため込んでる。メモはあるので週末頑張ろ。悪口ならスラスラ
書けるのに…モニョモニョ。14日はTOHOの日だし、15日はリーブルの日。んでも
リーブルは今週末から夏休み&ヲタ祭に突入なので、涼しくなるまで行かないかも。

少年は残酷な弓を射る@シャンテ

サスペンスというよりホラーだな。

人目を避けてひっそりと暮らすエヴァ。やつれた感じはティルダスゥイントンの
デフォだけど、それがリアル(もう少し若ければここはグゥイネスに(笑))。

息子ケヴィンの起こした事件に寄って生活が一変したエヴァの現在と、夫と出会い、
ケヴィンが生まれてから事件が起こるまでをパラで描いている。至る所で赤い色が
血を表す色として象徴的に使われている。トマト祭、赤ワイン、ジャム、ペンキ、
クリスマスの衣装。赤と対照的な他の色もとても効果的に使われている。黄色は
車やケヴィンが買った鍵、青はケヴィンの部屋。

子供の頃から母親に異常なまでの憎悪と執着を見せるケヴィンの心の内は最後まで
わからない。本人もわからなくなったって言ってるし。でも母親に限らず、誰かを
憎いと思うには何かしらの理由が必要だと思うのね、それを認識しない年の頃から
そう言う感情を抱いていたというのは何か違和感がある。ケヴィンは母親が好きで
仕方なくて、独り占めしたくて構って欲しくて本心とは逆の態度に出た(要するに
中2病だ)としか思えなくて、一度、病気の時に見せた母に甘える様子がケヴィンの
本心だった…と。

で、その感情の行き着く所が、自分の起こした事件に寄って家族も母親の社会的な
地位も立場も財産も全て奪うことで母親を自分だけの物にすることだと考えると…
ホラーになって来たでしょ。母親が憎ければ母親を殺せば済むもの。

ただ、その異常な愛情の対象になった母親も、刑務所の息子に頻繁に面会に行き、
家では彼の服を着て、彼の服にアイロンをかけ、部屋を整えて帰ってくるのを
待っている…やっぱりホラーだ。ふたりとも病んでる…共依存とかなのか…。
時々母と息子で顔というか表情がそっくりになってぞっとする。しかし、父親
(ジョンCライリー)には全く似てないのな(笑)。

エズラミラーは顔の作りがどこかアンバランスで、それが危うい美しさを醸して
いるのかなぁ。救命医ハンクにも出てるよ。子供時代のケヴィン役の子がすごい。
母親に向ける視線がダミアン。