ぼちぼち


カイロ箱買い(30個入)。この前停電した時に暖をとる手段がなくて、イマイ母に
買い置きしておきなさいと怒られたので。えへー。

誰に投票するプー?
どいてくれないと読めませんよ…正直さっさと選挙終わって欲しい。候補者がネット
では選挙活動しないのに、有権者が代理で自分の主義と違う候補者/政党をdisって
るような空気がキモチ悪い。対立候補から金でももらってんのかと思うくらい。ダメ
出しばっかりで、じゃぁ自分の意志はどうなのよ、誰にどこに投票するのよ?と思う。
アメリカの大統領選なんかとは違う暗くてねちっこい何かを感じる。

亘の初七日。まだ「わーちゃんがいないー」とか言ってるけど、まぁ、ぼちぼち。
だいじょうぶ。

今回火葬を慈恵院というペット供養では有名な所にお願いした。うちまで迎えに来て
くれるし、職員の人は親切で説明も丁寧で、後日名前の入ったお札を送ってくれる
(個別葬は違うかも)。料金も明瞭。いっちゃん、すーちゃんの火葬をお願いした所も
良かったんだけど、ひとりで見送らないといけないワタシに儀式的な物が入るのは
辛すぎたので。

11月下旬くらいかなぁ…どこに頼むかって調べてたのさ、今すぐでなくても近いうちに
って思ってたので。本当は元気な時に「まだ先の話なんだけどねー」って笑いながら
下調べしておくくらいがいいのかも。あと、うちの区は引取は清掃局でも民間のペット
葬儀業者に委託して合同葬にしてる(2600円)。どこに頼むかは気持ちの問題だけ…か。

木曜日はRちゃんとご飯食べに行って軽く修羅場ってた。某フレンチに行ったんだけど
ワタシがビール頼んだらソムリエの人にグジグジ言われてRちゃんがキレて何も食べずに
店を出て、心置きなくビールを飲ませてくれるキリンシテーに河岸を変えたり…。いや、
Kちゃんは年中キレてるから慣れてるけど、Rちゃんが怒り狂ってるの初めて見たス。

金曜日にはJが帰って来て、到着時間からしてエールフランス(嫌いらしい)に乗ってる
ので、機嫌悪いと思いきや、JALとのコードシェア便でJAL機だったのでよかったと。
戻って来てすぐ地震とかついてないねぇ。大好きなピゥコォと再会して(イヤーされて)、
佃權でおでん買って来て(夜だとお得パックになる)晩ご飯(ワタシが食べたかったの)。
先週ルカのリサイタル行ったらしい(羨)。

今日はMETテンペスト。Jが行きたいと言ったので一緒に。この後別件で用があるから
あんまり遊んであげられんよ、ということでお昼だけ一緒に食べて解散。つな八で
天ぷらを食べたのだけど、総本店は(観光地化してるものの)割と良かった…しかし
ワタシはここの穴子仕事が好きじゃないことが判明。

用事を済ませてマリアージュフレールでお茶。クリスマスのケーキも(ローズと菫の
ムース…みたいな)頼む。たまたま空いてて並ばずに入れた。人が入れ替わったのか
昔の慇懃な感じがなくなったのぅ。

夜はWOWOWでジーク。前見たときはもうろうとして憶えてない「神の国なんてクソ
くらえだわー、ヒャッハー」のブリュンを確認。黄昏は1月放送予定。

風邪っぽいので薬飲んで寝る。ハナミズ…。湯たんぽ沸かさなきゃー。

METテンペスト@新ピカ

年はとっても素敵な素敵なキーンリーサイド。音楽的にも演劇的にも難しい
プロダクションを難しくなさげにやってのける。あぁ、カッコいい。復讐に
燃える元ミラノ大公としての顔と、娘を思い、子離れに苦悩する父親の顔と、
アリエルとカリバンを支配する魔法使いの顔を自在に演じ分けている。

アリエルは妖精と言うことで、プロスペローの手足となって、人々を惑わし
スパイとなり、チョコチョコと働く。最初のシャンデリアグルグルのシーン
はスタントだけど、それ以外は超音波ソプラノで歌いながら高い所でアクロ
バティックな動きをしたり、ラストではカーテンを登ったり…体が柔らかくて
オペラ歌手とは思えない身体能力にびっくりした。歌詞の訳もよかった。

ナポリ王子のフェルディナンド、プロスペローの娘のミランダ両方とも
若手で見目麗しいカップル。特にフェルディナンドのシュレイダーは
高音がきれいに出てて、変な丈のズボンはいてても(笑)今後注目。

ナポリ王がミランダとプロスペローに自分が過去にしたことを膝をついて
詫びるシーンに涙した。イヤイヤ、悪いのは弟だわ。結局アホで権力に取り
付かれてるのは夫々の弟だけで、ナポリ王はいい人らしく、プロスペローは
和解しちゃうし弟達も赦される。この辺は日本人に理解し難いキリスト教的
「赦しのこころ」なわけですよ。たたっ切ったりしないの。

そして島にひとり残されたのはカリバン。島を乗っ取ったプロスペローに
散々毒づいてたくせに、いざひとりになるともとに戻っただけなのに、
死ぬまでの孤独に気付き絶望する。このカリバンは怪獣ではなくもっと
複雑な感情を持った異形の者として描かれている。人間的とも言うのか。
素晴らしい存在感。

原作は読んでない。音楽的な予習もしてない。それでも話が分かるのは英語の
台詞とファンタジックでありながらもわかりやすい演出によるもの。最初は
英語がウマく音楽に乗ってなくて違和感を感じるのだけど、徐々に気になら
なくなる。

アデスはラッセルクロウを少し細長くしたような…まだ若いのねー。自分の
作る音楽に絶対的な自信を持っているのをヴォイトに弄られる。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=QyKZ0W3G_aI&w=560&h=315]

2件のコメント

  1. 映画館が寒かったせいかな。会社も空気乾燥してるし。
    今日も薬飲んで寝まーす。Canonさんも気をつけてくださいねー。

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