平日二本だて

注文書まだ来なくて、見積作ってヒマだったので早めに仕事を切り上げて渋谷へGO。
夕方の銀座線て混んでるのな…イヤ朝だって新橋から混むけど(ひと駅なら歩けよと…)。
赤坂見附で座れたので何とか…げんなり。

平日仕事帰り映画2本だては初めてじゃなかろうか…。食べるもの買って行けなかった
ので、間の30分でうどん。丸亀やっぱりウマくないし…大学生風団体が超うるさい。
向かいの万世でカツサンド買えばよかったのぅ。

明日はトーホーデイ。これから計画立ててチケット予約する。売るヴァリンは日劇だと
3Dだった…ミラノ行くか。東急系はいつでも1200円だもん。

アップサイドダウン 重力の恋人@HTC渋谷
13091300

ペインレス@HTC渋谷
13091301
無印だけど終わるのが11時過ぎなので実質R指定つくんだろーなー。スパッと切ったり
ざくっとえぐったり、ぶすっと刺したり色々とエグイ。痛いのがダメだと辛い…けど
それを差し引いてもこれは拾い物。HTC渋谷の企画ものは当たり外れが大きいけど(笑)
アタリはすごいアタリ。

内戦時代のスペインと現代を行ったり来たり。主人公が自分の出生の秘密を調べて行く
うちに歴史の闇の部分と自分の両親の過去がシンクロして行き、最後は全てが繋がって
再び全てが闇に消えて行く。

痛覚を持たない子供たち、痛くないから痛いことを自分自身にも他人にもしてしまう。
火つけたり齧ったり爪剝いだり。もうこの辺でウェーってなる。病死したりする子供
たちの中で唯一生き残ったのが一番残虐性を持った主人公の実父というね…この子は
色々あって感情も殺してしまっているから、ドイツ軍の拷問要員として利用される訳
ですよ。それがまたエグイ。

真実を知ることは自分に取って、養父母に取って良かったことなのか、結局養父母とも
そのことが原因で死を選んでしまう訳だし。実父と再会した所でどうにかなることも
なく、全てを葬り去ることしか出来ないのは、死期が近いとは言え切なくて悲しい。

この主人公も痛覚を持ってないんだろうなぁと思われる描写は所々にある。そして1人
残されることになる生まれたばかりの子供も同じなのかな…と。でもこの子が大きく
なる頃には真実を知る人はもう1人も残っていないだろうというのもまた切ない。