ピウ子は寒い時はもちろん、どんなに暑くても寝る時は必ずワタシに身体のどこかを
くっつけて寝る。イマイ母はいつも野良出身のピウ子をdisるけど(笑)、この時期の
ピウたんぽはうらやましいらしい。いいだろー。
11月封切りの映画で真っ先に切るのはスティーブジョブズだって言ったらびっくり
された。「20年以上」Macユーザだけど信者じゃないから。アシュトンは好きだが。
今月からは真面目にレビュを…前のも追々…ね。
眠くて死にそうだけど、チケット取ったので這うようにしてリア充と田舎者のスクツ
六ヒルへ。ええ、ここ客層もスタッフもウンコなんで(新ピカとバルトきゅーほどでは
ないにしても)大嫌いなんですよ。福利厚生の割引使えないし(マジでウンコ)。客電が
落ちた後に後ろを通ったオッサンがポップコーンをぶちまけ、頭からポップコーンを
かぶると言う未だかつてない経験をする。しかもそのオッサン、通路にこぼした分だけ
気にして、こっちにもぶちまけたことには気づいていない様子で心の底からムカついた。
しかも1幕の間中ずーーっとモソモソガサガサしてた。ライブビューでポップコーンは
禁止して欲しいわ。
お腹空いたのでノースタワーの豚組食堂でヒレカツ。3種類の豚さんから選べて、一番
普通のやつにしたんだけど、1180円で結構厚めのヒレが2個と言うのはなかなか手頃。
お箸で切れる柔らかさではないけど、CP考えたら十分美味しい。キャベツとごはんが
おかわりできる。ごはんは固め好きのワタシでもちょっと固いと思った。
お腹が膨れたらミッドタウンに移動してとらやの甘いねこ展。日本各地の猫の土人形。
富山にもあるんだねー(右)。知らんかった。
隣のカヘーは3組待ちだったので15分ほど待って入る。栗あんみつとお抹茶。栗の
あんこがねっとりまったりの超栗!って感じ。栗の寒天も甘露煮も素敵。お抹茶の
茶碗が紅葉。周りを見ると色々な柄があるのね。ざっと見たところ紅葉はワタシだけ
だった(嬉)。
カットした「にけ」も食べられるんだけど、ツブツブのところが好きでないのでパス。
同じ道明寺でも桜餅は断然ツブツブ派なんだけどなぁ…。「すませば」を買って帰る。
モチモチのういろうの中に白餡。
実家にはカレンダー。
METライブビューイング「エフゲニー・オネーギン」@TOHO六ヒル
あいぽんにマリウシュのアルバム(だけ)が入ってるので毎日聞いてる。そんな訳で
マリウシュ愛多めなのはキニシナイ。
今回は新制作でデボラ・ワーナー…多分初めて。派手と言うか大げさなところは
全然なくて、品良くまとまってる感じ。ラストは部屋の中でなくて屋外ってのは
ワタシ初めて見るわー。あと初めて見るのは…レンスキーが眼鏡男子なんですよ。
本読む時とか決闘の時におもむろにポケットから眼鏡出して…何その萌え設定。
#レンスキーの眼鏡設定は多いみたいの。
それを妖精のような(笑)ベチャワがやるんだから…はぁぁ…ため息しか出ない。
ワタシはマリウシュとベチャワがキャッキャしてる(違)をの見るのがとても好き。
ルチアも萌え萌えだったし。
ネトコちょっとすっきりした?って思ったけど気のせいだった。オネーギンと
レンスキーが姉妹のどっちが好みかやってて「妹の方が顔が丸い」と言うけど、
姉ちゃんの方がナンボも…と突っ込んでしまうが、手紙の場の腐女子妄想全開は
素直にすげーと思った。そんな姉ちゃんに対しオルガはリア充でビッチで可愛い。
その腐女子も3幕はスナックのママみたいだったけどな。
マリウシュのオネーギンはあんまりイヤなやつじゃない。金持ちだからニートで
よくて、自分は頭がよいと思っているんだけど、思慮は浅い。それ故に軽率な
行動をとって周りとトラブルを起こしてしまうし、レンスキーを死に至らしめて
しまう。一番冷静にならないといけないのはオマエだ、とね。最後にタチアナに
拒否られた後をどう生きて行くのか、マリウシュオネーギンの場合は自己嫌悪と
後悔に死ぬまでどっぷり浸ったままなんだろうなーと思った。予習のホヴォ版は
どこかのタイミングでイヤなこと全部なかったことにしそうだったけど(笑)。
そう言えば、やたら飲み食いしてるオネーギンだったわ(笑)。
先に書いたようにワタシの中でベチャワは妖精なので、ピュアで色々こじらせた
ようなレンスキーははまり役。1幕でのオルガとのバカップルな様子とか、2幕で
オルガがナンパされてマジ切れするとか…もう可愛くて仕方ない。オネーギンが
冷酷で厭世的であればあるほどレンスキーは純粋に見えるんだけど、今回はそこ
までくっきりとした対比にはなってなくて、性格は全然違うんだけど俺たち友達
みたいなユルい感じだった。あっさり死んじゃうしね。男はバリトン主義だけど
ベチャワの声は柔らかくてクリアでとても好き。ルサルカ(王子)も楽しみー。
メインキャスト以外ではタチアナラブ〜のグレーミン公爵がとても良かった。
そして、裏返らない外さない(笑)金管で聴くチャイコのメロディラインの美しさは
やっぱり格別。構成もホントに良く練られてるしね…1幕の手紙の場からその対と
なる『あなたの手紙は』に至る流れは何回聞いても「ふぁーーーーっ」ってなる。
ゲルギーが出て来ると「あぁ、ジャックニコルソン…」って思ってしまう。
幕間インタビューでネトコは原作の手紙の場を何回も学校で読んで、ゲルギーは
全部を暗記したとか…ソ連(当時)の教育は色んな意味で恐ろしい。
タチヤーナ:アンナ・ネトレプコ
オネーギン:マリウシュ・クヴィエチェン
レンスキー:ピョートル・ベチャワ
オリガ:オクサナ・ヴォルコヴァ
グレーミン:アレクセイ・タノヴィッツキー