ここんとこ全く来てなかったメトロの電車遅延メールが来るようになった。あの雪の
時すら大幅に遅れてるにもかかわらず来なかったので、サービス終了したと思ってた
のだが…ようわからん。

何か寒いねー。でも丈の長いコートとブーツ(11〜2月限定)は片付けた。3月もブーツ
はくって絶対ダサイと思うの(寒いからって言い訳は聞かん)。あと、客先行ったら
打合せにブーツで来る人結構多い。服装自由なんだろうけど、社外の人と打ち合せする
のにそれないだろーといつも思う。弊社はブーツ禁止(会社に来て履き替えるのはOK)。

茨城物産館でお昼にする。生しらす丼。サラダバーと納豆バーがありますよ。納豆バー！
小さい器にちょっとだけ納豆が入ってるのがたくさん置いてあって、好きなだけ、好きな
タレ(ニンニク味噌、パルメザン、洋風、梅、蜂蜜…)で食べられるんだけど、醤油最強と
言うことがわかりますタ。しかし納豆好きにはたまらんね。企画した人GJだわ。サラダ
バーの野菜も美味しい。

ホワイトデーなので隣の物販で買物すると女性におまんじゅうプレゼントだったよ。
ほしいも買ったの。ほしいも大好き。逆隣のセントルは平日なのに超並んでた。まだ
食べてないなぁ…誰か買って来てくれないかなぁ…(ぶふふ)。

ナチュローの厚切りカツサンド、超ウマい。パン焼いてるお店にしかないんだけど、
映画見る時にシャンテの向かいのナチュローで買ってる。売り切れの時はガクゥって
なる。

それでも夜は明ける＠スカラ座

いやー。ブラピ以外の白人が全員クズ過ぎて。そう、PLANB(ブラピの制作会社)制作なのに
ブラピはちょい役＆いい人役…それこそもう夜なんて明けねーよと詰んだ所で救世主的に
現れる訳ですよ、美味し過ぎ…＆カナダ人設定なのは、結局奴隷政策がアメリカ人にとって
アンタッチャブルな領域だってことだからってのは明白なんだけど、えげつなーい。

クズ役をファスベンダー兄貴とカンバーバッチさん(非アメリカ人)にやらせるのは卑怯だと
思う。マックイーンもアメリカ人ではないんだけどね。そう言う意味でぶん殴りたくなる
ほどの圧倒的なクズ(あの歌…)をやってのけたポールダノはすげぇ。

白人とウマくやってたのに、白人に騙されて、買われて、家畜扱いされて、それでも結局
そこから救い出してくれるのは白人と言うのも皮肉。結局自由黒人でも本当の自由なんて
ないんだろうなー。

自由黒人＝フリーマンてのはジャンゴォの時もキーワードになってたのぅ。白人から黒人の
差別だけでなく、黒人の間でも奴隷とそうでない人がいて、どうしたら自由証明書を手に
入れられるのかとかはワタシには良くわからないんだけど(白人の裁量なのは想像に難くない)
ラストで元の生活に戻るソロモン(プラット)とそこ(奴隷)に留まるしか生きるすべを持たない
パッツィのシーンで色々考えさせられて重い。紙切れ一枚の違いよ？

ファスベンダー兄貴がナチュラルにすっ転ぶシーンがいくつかあるんだけど、あれは台本に
あるんだろうか…それともアドリブだったんだろうか…。

あぁ。執事〜が消化不良だったのは周りの白人がほぼいい人だったせいもあるのか。根っこは
同じだけど、時代も視点も違って、それでも日本人のワタシには理解しがたいことが多くて。
でも、オスカー取るほどかと問われれば微妙だなぁ…。実際にあったことだろうし、映画の
中のこととは言え、びしびしと人を痛めつける(心身ともに)描写が延々続くのは辛いわぁ。

音楽がハンスジマーだった。ぽくない感じ。

アナと雪の女王＠日劇

オール・イズ・ロスト ～最後の手紙～＠シャンテ

海の上でレッドフォード一人芝居。名前も職業も何でそこにいるのかも明かされないで
乗ってたヨットにコンテナがぶつかって船内に水が流れ込んで来たけど、どうする？って
所からスタートして、見てる方には最後まで何の種明かしもされない。チャレンジャブルな
作品だった。

レッドフォードは最初は「うわぁ…でもなんとかなるか」ってなんとかしてたんだけど、
嵐にあったりして「何かヤベぇな…」と思いつつもどうしようもなくて、沈没しかかって
「ええぇぇ、まじで？」と船を捨てるんだけど、通りかかった船にもシカトされて「もう
ダメポ、詰んだ…」ってなるのね。

手先は器用だし、妙に冷静と言うか人ごとっぽく考えてるんじゃね？と思うところはあるん
だけど、それにしては準備というか危機管理の心構えが甘かったりする。中途半端な感じ。
もしかしたら何かの仕事をリタイアして悠々自適(高齢者登山みたいなもんかの)なのかも。

これ、絶対退屈だろうと思ってたけど、色々想像して突っ込みながら見ると面白かったよ。
でもレッドフォードじゃないと無言に耐えられないと思う(台詞はシットとかファックとか
５個くらいだったし(笑))。演技力と言うより存在感が必要なー。

そして、絶望的な空腹と疲労と孤独は判断力を奪うと言うのが良くわかった。

グランドピアノ 狙われた黒鍵＠HTC有楽町

これ、無料券で見れば良かった…。アイデアは良かったんだけど、脚本がグダグダで、
突っ込み所が多いし、演出もいくらなんでもあり得ないことばっかり。大事なことは
台詞で説明、もっと大事なことは華麗にスルー！

さすがにあのピアノの配置(オケの奥に高い台があってグランドピアノ設置)はない。もう
リベラーチェかよ、と(笑)。自分で譜めくりするの？人からもらった楽譜そのまま持って
くるの？途中で楽屋に行くなって。あんだけしゃべったら客席に聞こえるって。スマホで
メールしながらピアノを弾くとか、違う意味で超絶技巧ですよ(薄笑)。

イライジャのヨメ(女優設定)とかその友達カップルがなんかウザくて、ジョンキューが
自分の言うこと聞かなかったらヨメを殺すぞってイライジャを脅すんだけど、もうね、
四の五の言わずにさっさと殺っちゃってよ、って思うくらいウザイ(笑)。

一番ダメダメなのはジョンキューの無駄遣い！ずーっと声だけで(Herかよ)、顔が出て来た
のは3カットくらい。ジョンキューファン(違)を舐めてる！

最後のオチが「チーン」とかないわ…「チーン」のあとに何かあるのかとエンドロール
見てたけど、何もないまま終わってしまって超絶消化不良。