きょうは地震で目が覚めた。

裸足の季節の入場者プレゼントでメゾンカイザーのエコバッグもらったんだけどさ…
日本でもう15年もやってるんだ…。昔は白金高輪にしかお店がなくて、アサイチで
パン買いに行って、会社(青物横丁)まで歩いたもんだ…若かったな…。

この週末の映画はどれもこれも2時間切るくらいのばっかりで楽だった。今月は
見るの多くて、やりくりどうしよう…先週今週公開の積み残してるのに来週以降
も公開予定が山盛り…(確認)…6月って毎年結構見てるんだね…休日ないのに…
どっか休み取ろ…。

HUMAXの予告の時の注意で「携帯電話のことでお客様同士のトラブルが増えて
います」ってあったけど、もうね、上映中に携帯見たやつは頭からビールとか
ジュースぶっかけて、その上からポップコーン振りかけてフルボッコにしていい
ことにしちゃえば誰も見なくなるんじゃね…とか思うくらいですが。そうだよ、
迷惑かけられた方だけが、ルール守ってる方だけが我慢することないやん？

2時間電源切ってて困ったことなんて何もないけどなー。着信お知らせ来るし、
リアルタイムで見ないといけないメールなんてない。あぁ…ワタシは友達が
少ないし、非リア充だからですか、そうですか… (´・ω・`) あいぽんアプリの
通知は電話の着信以外全部OFFです。

マネーモンスター＠ユナイテッド豊洲

ヘイルシーザーで消化不良だったジョージ成分(胡散臭い方面)を十分に消化し補充…
変なコスプレして踊るジョージまで見られるなんて…長生きはするもんだねぇ…。

市場の仕組みとか株のこととか知らないとなんでそうなるの、あの人は誰ってなる
かもー。金持ちで成功したリーやウォルトに対して底辺のカイルの対比。最初は
たった6万ドル損したくらいでナンだよー(そのくらい払ってやるよー)みたいだった
リーが、カイルのことを知るにつれて、彼に同情的になり、ほのかな友情すら感じ
初めて、ヤケクソで共犯者になって行くってのはベタだけどほんとにウマい。

ジョディフォスターにしては骨太な作りだったなー。こういうのもできるんだ、と。
ほぼリアルタイムで進む感じで、カメラマンとか警察とか脇の人々もなかなかいい味
出してて、カイルの妊娠中の彼女の放送禁止用語連発のブチ切れがとても良かった。
展開もスピーディでがーーーーっと突っ走ってスパン、と潔く終わる。で、週末を
挟んで、何事もなかったように来週もマネーモンスターが放送されるんだろうね。
大人って汚いな。

二ツ星の料理人＠ユナイテッド豊洲

ブラッドリーにダニエルとか…俺得なキャスティングだのぅ。シエナミラーが
出てるのでアメスナ風味も…てかキャストが豪華だな。もうアリシア飽きた…。

天才シェフの挫折と再生とおまけの恋愛についてはまぁ、ありがちな話だけどな。
割とコンパクトにまとめてあるので説明が足りてないんだけど、あぁ、そういう
ことなんだなとわかる風になってる脚本と演出がすごい。

ミシュラン審査員て行動パターンバレてるのに敢えて遅刻して来たり、フォーク
わざと落としたりするの？バカなの？そう言うのに評価されて一喜一憂するのも
アホらしいなーと思ってみたり…。ワタシもミシュラン調査員のふりできるかな。

一番美味しそうだったのはまかないのでかいフライパンで作ったキッシュ(パイ？)
とオムレツ。アテクシ、庶民ですもの。

エクス・マキナ＠HUMAX池袋

こっちのアリシアは良かった…この子はあまり表情が動かないのね…だから王女様とか
スパイとかロボットがはまるんだ。あと、顔に合わず声が低い。オスカーアイザックが
すごいジジイ設定なんですが…そんな年じゃなかったはず…。主人公はアバウトタイム
とかフランクに出てた人。ボンクラ感すごい。

ザ・低予算なのが良くわかるんだけど、それをカバーする面白さ。ロボット三原則なんて
端っからスルー！人間とロボット入り乱れて腹の探り合い。ケイレブもロボットなんじゃ
ないかとまで思わせるとか、もうね…。

最後、人工知能は世界に飛び出して行くんだけど、現実問題として充電とかメンテナンス
はどうするんだろうなー。

裸足の季節＠恵比寿ガーデン

美しい姉妹がわちゃわちゃする話ではないっす。それは最初の方だけ。両親を亡くして
祖母と叔父に「ふるい価値観で」育てられた姉妹の悲劇。イスタンブール辺りではまた
事情は違うんだろうけど、女(娘)は男(親)の所有物って考え方なんだろうなー。純潔を
求める大人に身体を張って命がけで反抗する姉妹。

一番上のおねえちゃんは彼氏と結婚できたのに、次女は周りの大人によって自分の意志と
関係なく結婚相手を決められてしまう。それなのに「お互い気に入ったようだし」って
言う大人達が恐すぎる。やってらんねーって結婚式で酒呑みまくる次女。ただ、それなり
にウマいことやってるんだろうなって何となくわかるのが救い。精神のバランスを崩して
行く三女、この辺りから不穏な空気がエスカレートして行くサスペンスフルな展開に…。

最初は子供子供してたラーレが終わり頃にはすっかり顔つきが変わってた。次第に要塞と
化して行く家と、クズの叔父、最後はそれを逆手に取って逃げたけど、家族から逃げた所
で彼女らはこれからどうやって生きて行くのか(頼った先にも家族がいる訳だし)、素直に
逃げ切れて良かったと考えることはできない。

監督は女性で、ソフィアコッポラと形容する向きもあるけど、あんなチャラいガールズ
ムービーじゃなくて、もっと心の奥底をえぐるような作品ですよ。

女子が5人集まれば、ネコズに当てはめてしまうのは仕方ないのです。

裸足ニクキウの季節

同じ理由でこういうのも書いてる。ピウコ…ヨーダ？

怒りのデスネコロード