分身

25日の夜、ぱるちゃんがわーちゃん達のいるところに行きました。20歳と半年、
とても長生きだったよ。人生の半分を一緒に過ごしたいとしいしと。


24日の晩ご飯はほとんど食べなかったけど、歩いてたし、クッションの上で
ご機嫌でコロコロしてトイレも行ってた。25日に日付が変わったくらいに突然
後ろ足が動かなくなって、朝の顔を見て色々と悟った。それでも夜までは何とか
持ってね…と。


朝、出かける前に最後かもと思って撮った。死ぬ直前のねこはこういう顔(目)を
してる。実際は最後に膝の上で一緒に写真を撮れた。

定時で帰ってきて、床で倒れているのを見たときは背中が寒くなったけど、まだ
少し力は残ってて、それでもこれまでの人生で一度たりとも床で寝たことのない
ぱるちゃんが床で…というのは体温下げるためだろうなと(エアコンと湯たんぽを
入れてあったのだけど)、そのまま抱っこして話しかけて撫でて顔を拭いて時々
「いやーん」と前足で抗議されたりして、息をふーーっと吐いて、2時間くらい
そうしてたかなー。ワタシが帰るの待っててくれたから、あとはもう好きな時、
自分で決めなさいと。気づかないくらい静かに息を引き取った。毛布が濡れてて
気づいた(水は飲んでたのでおしっこが出てくる)。

わーちゃんは相棒、ぱるちゃんは分身と言ってて、その分身がいなくなったら
ワタシはどうなるんだろうと思ってたけど…悲しくないことは絶対にないけど、
意外にも受け入れられてる。あと1日、1週間長く生きてた所で悲しみの分量は
減らないし、ワタシの思いだけで辛いのに生かしておくことはしたくなかった。

しばらくはピウコとふたりで、慎ましくゆるゆると暮らすつもり。