全然紅葉してない箱根へ(1)映える美術館

夏休みがまだ残っていたので近場の温泉に行こうということで久しぶりの箱根。IBでエグい
ことになってるらしいし、あいかわらずホテルはどこも高い。美容院でなんでIBは箱根を
目指すのかとなんの気なしに言ってみると、トーキョー(カントー)から新幹線で行ける一番
近いお城(ジャパニーズキャッスル)が小田原城、その延長で箱根まで、ということらしい。
小田原ではおりたことないなぁ。

箱根湯本までロマンスカーで1時間ちょっと。土日に運行しているスーパーはこねはしんずく
を出ると小田原と湯本にしか止まらないので速くてとても良い。車掌さんが「右手に見えます
のは〜」って時々ガイドしてるけど誰も聞いちゃいねぇ。進行方向に向かって右に座っていた
ので丹沢山系が見えた。紅葉にはまだちょっと早い感じ…ついこの間まで暑かったから。

降りてすぐ箱根登山鉄道に乗り換えると日本語が全く聞こえない…俺は今どこにいるんだ。
登山鉄道でも車掌さんが「ここはCMで出てきた場所」とか「晴れていれば富士山が…」とか
「スイッチバック」とか説明してくれてもやっぱり誰も聞いてねぇ。

スイッチバックは3回あるのだけど、乗客としては運転手と車掌が入れ替わるイベントで、
その都度数分停車して進行方向が変わるだけなので「ふ〜ん」と言う感じ。斜めに登って
いく電車は最初ちょっと気持ち悪いけど慣れる。

ボックス席の窓際に座ってて、通路まで人びっしりだったので終点の強羅まで身動き取れず。
彫刻の森美術館まで歩いて戻る。1kmくらいかね…。戻りの電車に乗ってもよかったのだけど
改札もすごい人でね…シレッと素通りしてる人もたくさんいるんだろうな。しんずくでも改札
ピンポンがなってゲート閉まってるのに強行突破してるIB外国人をたくさん見た。

チケットを買ってエスカレーターを降りていくと…何か辛い記憶が呼び起こされる…ばーんと
ひらけた場所に出て…三内丸山遺跡を思い出した😂ここもひたすら歩くしかないし、行ったら
戻ってこないといけない。とはいえここでは1万歩弱しか歩いてない。青矢印の順番で回った
のだけど(多分他の人と逆…)、赤丸のあたりは見てないな…。

本館ギャラリーでは少し前に亡くなった船越桂さんの展示。彫刻とか絵だけではなくアトリエ
の再現もあり。彫刻はちょうど目が合う高さに展示してあって、なんとなく見つめあう感じ。
ここ含め室内に展示してあるものは基本的に撮影不可。


・滲み出る岡本太郎っぽさ
・嘆きの天使の葉っぱの部分は造花


・クソデカ目玉焼き大人気
・妖精たちのチャペルの隣が喫煙所なのシュールすぎる
・彫刻っておっぱいが多いと思ってたけどここはそれっぽいものも含めてチンコが多い


・鏡面仕上げの玉が多すぎる問題
・ピカソは陶器が多め。顔のついた皿の実物を初めて見た
・最後の最後の茶色い丸っこいのが気に入った

No1映えスポットの幸せをよぶシンフォニー彫刻は頑張って上まで登っても何もなく、一番
映える写真が撮れるのは入ってすぐのところなの、登り切るまでわからないのがキッツイ。
頑張って登った証拠は残しておこう。

一方通行なのに逆走してくる子がいて登ったところを戻らされて泣いたけど、事故るので
そういうのほんとやめてほしい。

ピカソ館近くのカフェ&売店はお昼時なのもあって結構混んでた。足湯も。ミュージアム
ショップでは全然関係ないクラゲのモビールを買った(作るのちょっと難しかった)。

レジ前のここで待ってねの線で待ってたらBBAにするっと割り込まれる(通常営業)。レジの
お姉さんが先にお待ちの方がいるのでと言っても聞く耳持たず…鈍臭いのでこんなんばっかり。
相変わらずお腹は空かないのでこのまま次のポーラ美術館へ。

#202410箱根