今日もギリ

 おれ、昨日誕生日だったんだけど

そうだそうだ、おめでとう。

それだけかよ

昨日みんなでレトルト食べたやん。


くにゃくにゃでまるまる。

映画が始まる時間を30分遅く憶えてて焦る。朝ご飯どこかで食べるつもりで少し早く
出たはずなのに、結局いつも通りのギリギリ行動。しんずくエキナカのジュノエスクで
ベーグルサンド(ブルベリ&クリチ)を買ってく。間に合ったー。武蔵野館はあんまり
行きたくないけど、ここでしかやってないんだから仕方ない。ふぅ。映画だけ見て
ささっと帰って来た。しんずくも池袋も混み過ぎ。


アカネちゃんの涙の海。これにて完結…やっぱり全然読んだことなかった。パパとママが
離婚したことも知らんかったもんなぁ。パパも死んじゃうしね…重いなぁ。ちょっと調べて
みると最終巻?の初出は1992年なんだね、道理で知らない訳だ。

れ、れんたねこ???

師匠…。

「パーフェクト・センス」@新宿武蔵野館

落としどころが無い。どうして全人類の五感が順繰り(嗅覚→味覚→聴覚→視覚)に
失われて行くのか、結局原因もわからず、誰も突き止めようとか薬を作ろうとかも
しないのが不思議で仕方ない。日常生活を続けようとする人々というのはわかる。
でもさぁ、政府とか国際機関とか医療機関とかもうすこし頑張れよ、と思う(笑)。

嗅覚が失われる前に理由も無く悲しみが襲って来たり、味覚が失われる前に異常な
食欲が全人類に一斉に訪れたり(このときだけ一斉?)、聴覚が失われる直前に
自分でコントロールできない怒りの感情があったり、視覚がなくなる前に穏やかで
許しの気持ちがわいて来たり、感染症というにはあまりにも無茶苦茶で稚拙な設定
…宇宙人の陰謀だったにしてももう少しリアリティがあるんじゃないかなぁ。

マイケル(俺たちのユアン!)とスーザンの恋愛をメインにしたせいで、彼らを引き
あわせたり、けんかさせたり、彼らの過去を語らせるために謎の感染症を小道具に
しているにすぎない感がアリアリ。

スーザンは感染症学者で、子供を産めない体質で、姉の子供をちょっとウザイと
思っているとか、シェフのマイケルは病気の恋人を見捨てたとか、女好きのくせに
1人でないと寝られないとか…それを膨らませて普通に話作れば良かったんじゃね?
と思う。要するに中途半端なんだ。そういう意味ではコンテイジョンはワタシ的に
詰まらんかったけど、抗体作る所までいったよ?人類は救われたよ?

聴覚がなくなる時にけんか別れしたふたりが視覚をなくす直前に再会した瞬間に
暗転=視覚がなくなって終了!とか見てる方をバカにし過ぎではないかと。もう
触覚しか残ってなくて、それがなくなるまでにこのふたりはどうすんのかって
見てる方はゲスな想像しかしませんぜ?それも制作側の意図なのか?はー。

全人類に全ての感覚がなくても世界は続くのかはわからんけど、人類が滅亡する
時って案外こんな感じなのかもしれんね。じわじわと。でもみんな同じなら別に
滅亡しても良いや…自分だけ生き残る方がナンボも怖いわ。

しかし、単館上映はキツいわー。せめて都心でもう1館やってくれてたらなぁ…。
でも数ヶ月後に名画座でかかりそうな作品ではあるのぅ。