50本

今年も一年おつかれさまでした。

出かける日とゴロゴロする日が交互に。今日はゴロゴロする日。おせちとか作って
ないし、大掃除もしてない。今晩遅くからお酒と食べ物持って来る人々はいるけど、
ワタシとピウコは通常営業で行きますよ。

映画は今年はちょうど50本だった。単館系をかなーり削ったのでこの数。

ジュマンジ/ネクスト・レベル@新ピカ

あれ?なんかちがう…。

テッド・バンディ@トーホー錦糸町オリナス

ザック大好きマンなので頑張ったけど裁判モノはダメ、寝る、それがザックでも。

ザックが殺人鬼ということで楽しみにしてたんだけど、どっちかというと恋人の
目線で話が進むので、リズとの楽しい生活の裏で若い女性を誘拐して殺していた
という描写がほっとんどない(最後に少しだけ)。なので見ている方もイケメソで
頭のいい彼が殺人鬼とか嘘じゃね?って気になってしまう。テッドの大げさで嘘
くさい法廷での態度は脚色ではなくて、実際もそうだったのが胸糞い…。

普通の生活の裏で実は…ってのはアメリカンサイコを思わせ、息をするように嘘を
つく裁判のシーンはビッグアイズ的なものを感じた。被告がイケメソで、傍聴する
女性たちに彼のファンが湧いて出るのは洋の東西を問わずにあることなんだなー。
その中でアタマ一つ抜けたのがキャロルだけど、彼女はテッドとの子供まで産んで
人生狂っただろうに、後悔とかしてないのかな。リズはセリフにあった通りテッド
から解放(release)されてよかったねーって思いだけど。

ザック、リリコリちゃん、マルコビッチとクドイ面々に加えてオッサンになった
ハーレイジョエルオスメント君が出てくるの、ウケる。目が変わってない。

錦糸町の民度は平均年齢が少し下がる程度でシャンテと大して変わらんかった…。
ポプコン食べるのにシャコシャコクシャクシャ音するの本当に嫌。音が出ないから
映画館ではポプコン推しになった歴史があるはずなのに。それに勝るクチャラー。

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!@ロサ

あらすじで9割…ポンコツバンドマンの珍道中としか…。ただ、普段の生活の描写の
ユルさとメタルとのギャップに笑い、トナカイ始め北欧への偏見に満ちた(それを
否定しようともしない)ネタに笑い、端々に滲み出るブラックさに笑う。アメリカ
だともっとストレートにくるだろうし、西欧だともっとめんどくさい感じになるん
だろーなー。メンバー全てが愛すべき人物に書かれていて、大真面目でそれゆえに
笑わせてくる。

ロサはぽちぽち埋まってて、ワタシ含めデスメタル風な人は皆無のユルい感じ。
笑いも控えめ。音楽担当はシベリウスのひ孫だそう…子孫はメタルなのか…。

SNSでひとつひとつに素朴なレスしてる公式の中の人が「直腸陥没」で検索して
返して来たのがツボった。リンガー(ロサの隣)のちゃんぽんですんません(笑)。