津軽海峡夏景色(1)青森的朝活

青森に行くと決めて、どうやっていくかすごい悩んで、行きはバスにした。とりあえず乗って
しまえば何も考えなくても現地まで連れて行ってくれるし(乗換えしたくない、朝早く起きる
の辛い)、早朝現着なので余裕を持って動ける。周年キャペーンで5000円なのも嬉しい誤算。
出発は22:10なので家でご飯と風呂を済ませてすっぴん、うにくろのブラトップワンピという
誰にも会いたくない格好でバスタへ。往路の旅のお供はヨギボーネックピロー。これはとても
良い仕事をしてくれて、全然首が痛くならなかったけど、10時間超のバス旅に耐えられるのは
あと数年だろうなぁと思った。

バスを予約した段階ではまだ席が埋まってなくて選べる状態だったので最後列の左にしたけど
ミスったなーと。3列独立シートとはいえ■A||■B| |■Cって感じの配置で、AとBの間が狭くて
Aから出入りするにはBの前を通らないとダメだったの…幸いなことにBは女性で、SAでの休憩
の時も先に外に出てくれたので気を使うこともなかったけど、次は右側を取ろうと思った。
足は伸ばせるようになってて(使い捨てスリッパあり)、カーテンも閉められるし、後ろは人が
いないので気兼ねなくリクライニングできるけど、もともと移動中に寝られないタイプなので
時々うとうとする程度でほとんど寝られなかった。あと、時間を追うごとに前の席のおぢの頭
が臭くなってきたのが地味にきつかった😞。

東北道をひたすら走って4時半頃紫波SAで休憩。途中に何度かSAで止まりはしたけど乗務員
交代のための停車で乗客は外には出られなかった。紫波の時点でもう明るくなり始めてて、
トイレに行って自販機で北東北限定のぶどういろはすを買ってみた(香りが微妙)。ここで朝の
薬を飲んでしまう。

6時半頃に弘前、そこから結構時間がかかって8時ちょっと前、予定より少し早く青森駅到着。
夜行列車でなくてバスだし季節は夏だけど、石川さゆりの歌のイメージは全くないきれいな駅。
道中はパラパラ降ってたけど現地は薄曇りで気温も湿度もトーキョーより低くて過ごしやすい。

ひとまず風呂にはいる。青森には朝風呂の習慣があって朝から営業してる公衆浴場が多い
らしい。駅近にある青森センターホテル併設の青森まちなかおんせんへ。券売機でチケット
(入浴料480円、貸タオル220円)を買うと、銭湯(トーキョーより安い!)の値段なのに温泉!
中は広くて、露天風呂、寝湯、ブクブク、薬湯、サウナ、水風呂、こども風呂までいたれり
つくせりで、休むための椅子もたくさんあってシャンプー等も備え付け。掛け流しの温泉は
ぬるめのナトリウム泉でしょっぱい。バスでガチガチに固まった首肩腰を伸ばしてほぐして
むくんだ足も少し楽になった。

お風呂が良すぎて予定より長居してしまって、もう1つの青森的朝活の朝ラーメンはスキップ
することにした。お昼はフレンチを予約してるので、ここでガッツリ食べてしまうとお昼を
食べられないかもしれないのもあり苦渋の決断。こういう習慣は朝一に雪かきして冷えた身体を
温めるために始まったんじゃないかと読んだけど、同じ雪国でも内向的で家が広くて全てを
手近なところで完結させがちな富山ではそんな習慣はない。

ホテルに荷物を預けて(ヨギボー持って歩くとか無理)、青森駅に戻る。ここからまた弘前に
行くとかバカじゃね?弘前でバス降りとけよ?と思うだろうけど、弘前には駅近で朝風呂に
入れるところがなかったんよ…。

海がとても近い。

そんなわけで今回はねぶた(青森)/ねぷた(弘前)、りんご推しで。

#202407青森