そういえば銭洗弁財天には行ったことないなぁ、徒歩20分(余裕)なら行ってみるかーと思って歩いて
行くと…山だった。平地なら徒歩余裕だけど、山は話しが違う。道路にOリングがあるタイプの坂が
目の前に現れて軽く絶望する。あの、山の横腹に穴があいてるんですけど?この先なの?まじで?
お参りセット(3cmほどの蝋燭と線香1束)は200円、いいお商売…ゲフッ(ザルは無料で貸してくれる)。
蝋燭は光を届け、線香の煙は邪気を払ってくれるそうです。はい。ゲスいこと考えてすみません。
そんな広くもないのにIBと修学旅行生がたくさんいたし(休日はもっとエグいだろうし)、入場料の
かわりと思えばいいんだろね。
市杵島姫命(弁財天)をお祀りする本社。他にも水とお金(商売)に関係のある小さなお社が複数ある。
奥宮は岩をくり抜いた中にあって、宇賀福神は体が蛇の水の神様なのでたまごをお供えするそう。
お金を洗うのもここなんだけど、みんなお金洗うのに夢中で奥宮にお参りしてないの、大丈夫??
洗ったお金は乾かして財布に戻して有効に使うべしということで、後日病院での支払いに使った。
売店の脇にある鳥居から住宅街の中を通ってしばらく歩くと佐助稲荷神社。ここも階段を登った先に
あるので、その手前に下拝所がある。上まで行くのが難しい人はここでお参りすれば同じご利益がある。
鳥居たくさん。参道は幅狭めで、ところどころ工事中だったりするので逆から来る人とすれ違う時に
気をつけないといかんのだけど…まぁ横並びで歩く修学旅行の子供にそんなのこと望むのは無理だわな。
ここもそんなに広い場所じゃないのだけど、銭洗弁財天ほど人はいなくて…狐がたくさんいる。
霊狐泉。ここのお水は持って帰っても良いそう(飲めない)。
そして銭洗弁財天からさらに登った先の源氏山公園にある葛原岡神社。ここまできたんだから行くよ。
縁結びの神様ということで。この石に赤い糸を結ぶとご利益があって、お守りを買った(あえて授与
とは言わない)人に渡してるそう。桜貝のついたお守りが1500円ですよ?なんかやり方がセコいので
普通にお参りだけすることにした。
学問の神様としてお祀りしている日野俊基は鎌倉幕府の倒幕に関わった人だけど、神社自体は建立が
明治と割と新しい目。ここも人はほとんどいない。
拝殿脇に富士山展望台への登り口が…まぁ…少し登ったね。
天気はいいけど富士山は見えず。山の隣で宅地の開発が計画されているらしく、この景観がなく
なるので反対しているという趣旨の掲示物や署名があちこちにあって、なんともきな臭い感じ。
神社としてそういう運動に関わるのが正しいのかどうかはわかんないけど、モヤっとした。
山の途中にもお茶できるお店がいくつかあったのだけど、うっかり休むと帰れなくなってしまいそうで、
駅の近くまで戻ってから…スタバが見えてきてやっと休む気になった(これ以上駅に近づくとまた混む)。
いやはや、山に登る気なんて全くなかったからひらひらのプリーツスカートにバレエシューズだった。
よく映画でヒールとかスカートなのに冒険の旅に巻き込まれるの、ありえない話じゃないんだってば。
3時ごろだともう駅周辺はどこも混みこみで、お茶もできない。少し歩いてマーロウでプリンソフを食べ、
鳩ッションを引き取り、お土産買って帰途に。もうその日の夜から足が痛い、2万歩ちょっとしか歩いて
ないのに。そして階段が多い時は太ももが筋肉痛になるけど、坂が多い時は膝下をやられる。