遅い夏休みは松本へ(2):オザワマツモトフェス初参戦

先に日程ありきで、なんかイベントやってないかなーと思ってたらテレビでOMFのニュースを
やってた。SKOのコンサートもフィガロも外したけど、29日に室内楽のコンサートがあると
いうことでチケットを取って、図らずもこの旅行のメインイベントになった。

街の中はOMFのための装飾にあふれていて、多分一般市民はあんまり興味がないんだろうなぁ
とは思うけど、商業ビルでのパネル展示、お店にもポスターやマスコットみたいのが飾られ、
歓迎ムードに少し気持ちが盛り上がる。

美術館の少し手前にフィガロを上演したまつもと市民芸術館があったよ。

松本市音楽文化ホールで開演は7時、松本から電車で2駅だけど、1時間に1〜2本なので
外すとタクシーに乗るしかなく、久しぶりに緊張感を持って電車に乗る。大糸線はIC
カード使えませんってマジか…

島内駅は無人駅で(吉備津ですらIC改札があったのに)、駅舎から出ると真っ暗。帰りの
切符をあらかじめ買って(券売機が1台なので)、それらしい人にこっそりついて行く。
街灯もほとんどないし、車もあんまり通らないので1人だと絶対遭難する。

ホールは中規模で綺麗な箱。照明で隠れてしまってるけどパイプオルガンがあるんだー。
音の響きもクリアで柔らかい感じ。平日だし、オケやオペラに比べると地味な印象は
否めないので、6〜7割の入りって感じだった。

ワタシはバレエ90%、オペラ7%、その他3%の人なので、出演者のことは誰も知らないし、
知らない曲ばっかり(酷い)なので、度重なるキャスト&曲目変更にも全く動じないけど、
蓋を開けてみると、とてもいいコンサートだったよ。フライング拍手しないことだけを
気をつけてた。

ふれあいコンサートII@松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)
モーツァルト:フルート四重奏曲 第1番 二長調 作品285
 フルート:ジャック・ズーン
 ヴァイオリン:会田莉凡
 ヴィオラ:川本嘉子
 チェロ:イズー・シュア

フォーレ:エレジー ハ短調 作品24
 チェロ:イズー・シュア
 ピアノ:ノエミ・ズーン

ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第1番 ハ短調 作品8
 フルート:ジャック・ズーン
 チェロ:イズー・シュア
 ピアノ:ノエミ・ズーン

シューマン:ピアノ三重奏曲 第2番 ヘ長調 作品80
 フルート:ジャック・ズーン
 チェロ:イズー・シュア
 ピアノ:ニコライ・シャラモフ

帰りは人の流れの乗って歩いたらタクシー待ちの流れだった…慌てて駅方面に向かう人を
探してついて行く。鳥目だし暗いのは本当に苦手。明るければガシガシ歩けるのに〜。