春の東国三社めぐり(2)鹿島神宮後半、息栖神社

奥宮への参道の途中には鹿園。犬だめの看板がとてもいい。鹿は神様の使い。そういえば
三島大社にも鹿園があったね。

網が二重になってて内側の網に近づけるのは鹿の餌に課金した人のみ。もちろん課金する。
ネコズ以外に食べ物をあげる経験なんて大人になると滅多にできないから…まーにんじんが
数切れ、あっという間に食べ尽くされた。ガブっと噛んでそのままボリボリと…触れ合いを
期待してぼんやりしてると手まで食べられそうな勢い。馬ににんじんあげた時もこんな感じ
だったな。ちょうど換毛期でみんなパヤパヤでモサモサ。おばちゃん達が皮膚病で可哀想
とかご飯もらってなさそうな小さい子にあげたいとか言ってたが毛の生えた動物を飼った
ことがないんだなぁ。掃除もきれいにしてあるしここの鹿たちは可愛がってもらってるよ。

鹿園のちかくにはさざれ石。君が代の「さ〜ざ〜れ〜〜〜〜い〜し〜の〜」のさざれ石。
実在してるんだ。

5分ほど並んで奥宮をお参り。本殿と奥宮では神様の状態が違っていて、本殿は穏やかな
感じで、奥宮は荒魂と言ってちょっとハイパーな感じ。お参りする時の二拍手は静かに
(うるせーよって思われるらしい😆)、本殿では自分以外のこと、奥宮では自分のことを
お願いすると叶えてくれるそう。

ナマズ!うちねぇ、昔ナマズ飼ってた。ナマちゃんて名前で、頭良くて可愛いかった。

そして要石!スズメの戸締りで見た!周りを柵で囲ってるのは夜中に来て掘り返すバカ
がいるからだろうなぁ😅この要石は凹で、この後の香取神宮に凸の要石がある。セット。

ここまでは平坦だったのだけど、この後の御手洗池は少し下った場所にあって、帰りの上り
がちょっときつかった…。暑くなくて本当に良かった。御手洗池は透明度の高い湧水池で
1月1日に禊をするのに使うそう(寒そう)。誰が入っても胸の高さまで水が来ると言うのが
七不思議らしいけど(あとの6つは?)、奥の方に階段があって見てると濡れるの嫌いなのに
水に入りたくなる。怖い。

湧水は汲んで持って帰ることもできます。ペットボトルは捨てないでって言われてたのは
ここで利用するため(売店でも売ってるけど)。漏瑚とか柄杓があって自由に使うことが
できるのだけど、でっかいポリタンク2個持ち込んで延々陣取ってるおばちゃん達がいて
なぜかワタシらツアー客に指示出ししてくる…無料だからってそんな強欲にならなくても
と思うけど、まぁ、神様が見てると思うのでほっとこう。飲む場合は煮沸、とのこと。

ペットボトルに半分ほどもらってきて(水は重いからね)使い道が思いつかなかったので
ネコズの見守りをしてもらってる。

池のそばの売店で三色団子を買ってしばし休憩。こう言うところの食べ物はあんまり期待
してなかったんだけど、お団子美味しかった。平べったい大きめの焼いたお団子で、甘く
ないみたらし、草団子にあんこ、きび団子に黒蜜きなこの3色、みたらしが好きだった。
藤棚もあってちょうど満開。

本殿をお参りした後にお願いしていた御朱印をピックアップしましょうね。カルトンが
ナマズ!授与所のは鹿だった。

おみくじは半吉。厳し目のことが書いてあることが多いって聞いたけど、そうでもない。
頑張れよーって感じだった。

楼門近くの末社をお参りして、お昼はお土産買うついでに丸三老舗のカヘーでうどんを食べる。
どうして門前参道は蕎麦屋が多いんだろうね。駐車場内のカヘーでデザートにメロンソフ。

鹿嶋はここまで。次の息栖神社はバスで20分ほど。

二の鳥居の近くでバスを降りる。鹿島神宮、香取神宮に比べると小さな神社で、武闘派の二社と
違って調和の神様で井戸とか交通(海運)の神様。鹿島神宮はアグレッシブでキッツイという人も
いるらしいけど、ここは穏やかな場所なんだそう。中の人も少ないので御朱印欲しい人は添乗員
さんが取りまとめてくれた。バスツアーありがたい。

那岐の木。一円玉に書いてある木って実在するんだ…生命力が強くて、葉っぱがなかなか千切れ
ないんだそう(むしるなって書いてある)。葉脈が普通の葉っぱとは違う。

歌碑、句碑がたくさんある。松尾芭蕉も来たらしいよ。

力石

お稲荷さん

利根川まで歩いて一の鳥居と忍潮井、右の大きいの鳥居の下にあるが男瓶、左の小さいの鳥居の
下が女瓶。井戸の中の瓶を見ると良いことがあるそうで、柵で見えにくいけど頑張る。

女瓶。これだよね?見える?

男瓶。水が濁っているのと逆光で見えにくいけど、どうだろ??

この辺は猿田彦神社の関係か、猿田さん(しかも大きい目のお家)が多いそう。ほう。知り合いの
猿田さんもこの辺がルーツなんだろか?

再びバスに乗ってツアー最後の香取神宮へ。実は茨城初上陸だったよー。

#202404東国三社

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください