津軽海峡夏景色(9)陽に当たると死ぬのに

バスに乗ってやってきました三内丸山遺跡。90年代に本格的な調査が始まって界隈が盛り上がって
いたことはリアルタイムで知ってる世代。もう30年経つのか…。チケットを買って記念撮影コーナー
を冷やかす(縄文衣装とか土器抱き枕とか小道具も揃っててすごい)。

天気が悪い時とかヒールの人はここで長靴借りられる。

遺跡のジオラマを横目に

トンネルを抜けるとそこは…

…まじか。ワタシ陽の光に当たると死ぬのに(むざんさまかよ)。

多分こうだっただろうと再現された縄文時代のあれこれ。

中にも入れる。昔の人は背が低かったので頭ぶつけないようにするんだけど、前日3万歩近く
歩いたせいで足が筋肉痛、キッツイ、辛い。

でも、もしかしてちょっとは涼しいのではと期待するでしょ?

涼しいは涼しいけど、すっごい煙臭いの。多分虫とかに食われないために燻してるんだろね。
地面を掘ってあって相対的に天井が高くなってる。

昨日は曇ってたのに、天気良すぎなんよ(でもトーキョーよりは湿度低くて涼しいはず)。

順番に見ていくと、縄文建物に見せかけた地元小学生が課外授業で作った家があるの、いや、
こういうの、どこか別の場所に隔離しておいてくれんかね…。

中に敷き詰めた木札に小学生が書いた文字が未来にオーパーツ扱いにならなければいいけど。

日陰になるような場所が全くないのだけど、点在する人工物がオアシスなことはパンフに記載して
おくべきだと思う。

なんなん?って思うでしょ?

遺構を気候変動から守るべく低温多湿をキープしている。煙臭さもないよ。

小さめの箱だと普通にエアコンがついてたりする。生き返るー。生き返っても元の建物には自力で
歩いて帰らなくてはいけないのです。キッツイ、辛い。誰か帽子を落としてったみたいだけど大丈夫
だったのかしら…。

発掘は現在進行形。

フォトスポット。

土器のカケラを埋め込んだ縄文ウォール。

土器の収蔵庫。

事務所兼作業スペース

売店。土器ガチャが100円!回す!

土偶狙いだったけど土器。

遮光器土偶フェイスのふわふわポシェットが欲しかったのだけど、買わなかったことを後悔する
気持ちと、買ったとしても使い道がないだろうという気持ちの板挟みになっている。

栗味のソフ。15000歩くらい歩いてるのに相変わらずお腹が空かない。この後インフォメーションで
美術館への行き方を聞く。「歩いて10分くらいですけど大丈夫ですか?」うん、余裕(結局また歩く)。

#202407青森