ピウ子、ちゃんと説明書を読みなさい。

1本目がダメになったので、今は2本目。ストックの場所を変えようか悩んでいる。

TTCGの映画館はリーブルがヲタ向け、渋谷がマニア向け、有楽町がジジババ向け、新宿が
邦画、大森が名画座という役割(超大雑把)なんだけど、テアトルの客も入り込んでるHTC
有楽町。平均年齢が高くてDQNな客層、かつスタッフも箱もウンコなので行きたくないん
だけど、Before〜の上映館(都内)がHTC有、ルシネマ、バルトきゅーから選ぶってどんな
罰ゲームだよと思う。今日のHTCもいつも通り酷かった。「ふわーあー」とわざとらしい
あくびを何回もしたり、連れとしゃべったり、足を踏み鳴らすババアが同じ並びにいて
うんざり。つまらないなら出てくか寝てろ。

入場プレゼントはフォリフォリのチャーム付髪ゴム。こういうのオッサンがもらって
どうするのか非常に興味がある(あげる人が身近にいないケース)。前は女性限定とか
ってケースが結構あったんだけど、差別だとかって噛み付いたのかね？でも化粧品の
サンプルとか欲しいの？オッサンでも？

新文芸坐のオールナイト予定告知「→3/8「やたら脱ぐ男優（近日告知）」が気になって
仕方ない。マコノヒー兄さんとマカボイ君とファスベンダー兄貴でよろしく。

血の轍を見てるが、TAOが棒過ぎてすごい。よくこんなの出したな。

ビフォア・ミッドナイト@HTC有楽町

めちゃくちゃ評価高いんだけど(まー批判記事は出にくいけどさ)、ワタシは見なきゃ
良かったとオモタ。一気に現実と言うか所帯染みてる感じが押し寄せて来た。

ジェシーは離婚して子供をアメリカに置いてパリで暮らしてて、セリーヌはジェシー
との間に子供がいて、法的な結婚はしてない設定…離れていた前2作の間とは違う
時間が流れてるのは仕方ないけど、わざわざギリシャに来てまで喧嘩するんだ…と。

今まで我慢してたことを吐き出した風に見えるけど、セリーヌの性格でそれはない。
ことあるごとに、些細なことで言い争ってたんだろーなー、とか、それに耐えて来た
ジェシー偉いなーとか、そんな感情しか沸いて来ない。でも結局どっちも相手を理解
しようとして、チョットした行き違いから口論になってるだけなんだよなー今までも。
感情的になってしまうセリーヌと、のらりくらりとかわそうとするジェシーは絶対
相容れることはない。だから相手を変えようとするのは不毛って自分で言ってるし。
なんかこの２人はずーーーっとこうやって生きてくんだろうなぁと思った。それが
いいのか悪いのかはわからないけど。子供には悪影響かと。

で。今作の下品でヒステリックなセリーヌには感情移入できない。下ネタは聞いてて
キモチ悪くなる程、場所と程度をわきまえていない。ギリシャの別荘で一緒になった
３組のカップルも含めて男と女、お国柄、世代間の考え方の違いが垣間みられるのは
楽しい…けど、ここでの下ネタもまた酷い。

多分共感できるひとは出来るんじゃないかなー。世代的には自分の少し上の設定に
なってるし、結婚も離婚もしてないし、子供もいないワタシには共感できる要素が
前作に較べてないだけの話なのかも知れない。

ジュリーデルピーは恋人たちの2日間での劣化ぶりを見てるので覚悟は出来てたけど、
ひとつだけ…なんでいつもださいバッグ持ってるの？そしてイーサン、オマエのどう
見てもハゲ隠しの髪型はダメだ。ジェシーの息子のハンクはダミアンの子だったわー。
字幕は松浦さん。