(もう終わったけど)フィンランド・グラスアート展の覚書

トーキョーの美術館・博物館の企画展示はどこも混みすぎててすっかり足が遠のいてる。
時間指定してても混んでるのは嫌だなぁ…最近だとディオール展はチケット持ってたけど
キャンセルしたし、上野はもはや行く気にもなれない。旅先では平日昼間なのもあって
空いてるので、トーキョーだけの現象なんだろな。秋はちょっと休めそうにないので11月
か12月に(行先日程未定)美術館巡りの旅に行こうと思う。


庭園美術館のフィンランドグラスアートには誘われて、最終日なのもあって混んでたら
嫌なので朝一でチケット取ったけど、写真見ても分かる通り、殺人的な混み方ではなく。
人が写り込まないように写真撮れたし、売店はちょっと並んだけど、カヘーにも入れた。


ところどころにトイッカの鳥とフィン語のプレート。フィン語は全然わかりません。


ガラスそのものも綺麗だけど、自然光とか暗い部屋の中での照明が当たってできる影も
とても綺麗で、そこまで考えて作ってるとしたらすごいなぁ。動物モチーフ多し。


そして、建物と内装と展示物の相性の良さ、センスにほれぼれする。照明ばっかり見てた
わけではないけれど、照明が作るガラスの影ばっかり見てた気もする。


映像のコーナーではアアルトのフラワーベースの作り方を流していた。木型に溶かした
ガラスを突っ込んでブーーーーーーーッと吹く肺活量が死ぬようなやつだった(木型の
側面の穴から水蒸気がシューッと出てくる)。冷めてから上をカットして磨いて、終始
完全手作業だとは思わなかった…そりゃ高いわけだ。


ガラスの影が美しい渡り廊下の先に四角い新館ができてた。最後に来たのは相当前だった
のね…薄暗い売店としょぼい喫茶コーナーは跡形も無くなってた。


写真を撮るのは自由だけど、上からは覗き込まないでってことだった。新館はむき出しの
展示がほとんどなのに、カメラのピントを合わせようと後ろ向きにジリジリ下がってくる
人が結構いて危ないので近づかないようにしてた。一点ものがほとんどなので、もしなんか
あったら怖い。新館は天井の高い広いスペースと部屋(今回は閉鎖)がもう1つ、売店とカヘー。


床にはチンアナゴではなく、鳥と足跡。


カヘーで使ってるお皿は大階段を上がった所にある照明のモチーフ。