7月に見た映画

少し前からトーホーでもQRで入場できるようになった。池袋ではgdcsが先行してるけど
ワタシはしくったことないものの、うまくできない人が本当に多くてひどく滞留する。
全体で見ると紙チケの方がスムーズなんだけど、こっちはこっちで発券機が滞留する。
何がダメなのかな。読取機にコードをうまく合わせられないってのが一番多い感じ。あと
読取機の高さとか角度が絶妙に不便。ワタシにはかなり低く感じる。多分読取精度とか
考えて「気持ちゆっくり流れる」ようにしてるんだろ…そこに不慣れな人が多く発生する
ことで滞留を生む。混んでる時は「それだけのことが何でできない」ってイライラする。
雑にかざしても読み取ってくれるSUICAとは違うんだよねぇ…。

本国バービー公式が日本で炎上した件については静観してる。もともとアメリカ人は原爆
をちょっとすごい爆弾くらいにしか思ってないもん。アメリカの知性を信用しちゃダメ。
ワーナージャパンが声明出したし、様子見でいいと思う。マテルは動かないのかな。
オッペンハイマーはユニバーサルなのでトーホートーワが水面下で動いてるはずだけど、
頭痛いだろね。ノーランはダークナイトでも核をちょっとすごい爆弾扱いしてたからな。
あれは突っ込む人あんまりいなかったんだけど、なんでだろ(ワタシはどこかに書いた
記憶ある)。前にMETライブビューでドクターアトミックやった時は別に何もなかった
(ターゲットが限定的だったのが幸いしたのか)、ジョンウィリアムズ御大(作曲)も
無傷だよね?

まぁ、このご時世とにかく燃やしたい人がいることはわかるね。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル@トーホー池袋

マンゴールドだからインディ死ぬと思ってたよ…。

このシリーズは一貫して敵にお宝を取られて取り返して目の前で超常現象に遭遇、欲に
駆られた敵が自滅する流れで、敵は基本ナチ(色々集めたがる総統)なので、クリスタル
スカルはちょっと毛色が違ったのでイマイチだったけど、今回は原点回帰してたと思う。
アルキメデスとの邂逅は「えぇ」ってなったけど。字幕がなっちなのも様式美なので?

シリーズで一番好きなのは最後の聖戦。旅のお供が女子供ではなくおじいちゃん(パパ)
で調子狂わされるインディが良くて、ショーンコネリーのパパも大好きだった。ここで
出てくるシュナイダー博士はRRRの総督夫人ですよ。あと、マッツはシリーズ物で悪役
やりすぎだとおもう。

マルセル 靴をはいた小さな貝@gdcs

キモ可愛い貝のキャラクターのコマ撮りと実写の組み合わせ。時々マルセルの語りが
ウザいものの(声の質が苦手なのもある)、終始優しい世界が繰り広げられる。

CLOSE/クロース@gdcs

ヴァチカンのエクソシスト@gdcs

ほぼ満席。みんな悪魔祓い大好きなんだね!俺はラッセルクロウが大好きなんだ…という
個人的な感情を差し引いても面白いよ、これ。

アバンからでっかい豚が出てきて何が起こるのかと。原付(イタリアだからヴェスパ…に
フェラーリのシール!)に乗るラッセルクロウが可愛い。ちょっと痩せたね。

そして本題へ。飄々と探りを入れながら、これちょっとヤヴァくね?となり、ミステリー
謎解き的な要素もあり、絶対死ぬと思ってたトーマスくんが頼もしい相棒となる成長譚も
あり、物理で悪魔と対峙するアクションもありで盛りだくさん。あんまり怖くないです。
当時のヴァチカンの上層部の悪魔祓いへの考えとか、そもそも悪魔祓いがどうして必要に
なったのか、隠されてきた闇の部分まで解説していて現代の異教徒にもわかりやすく親切。
100分ちょっとにうまく詰め込んで飽きさせず、スピーディに進み少年漫画のように爽快な
終わり方をする。最高。

神父さん達も取り憑かれた子供も教皇様も死ななくてよかった。イタリア語も英語も
スペイン語もできるけど、悪魔に一番効くのはラテン語!悪魔に取り憑かれた時のために
ラテン語も覚えた方がいいかな。

ラッセルクロウ引退説も出てるっぽいけど、これの続きを作らないでどうする。

マッド・ハイジ@ロサ

あれ、意外と普通…というかスタンダードな展開でスルスルと見られた。細かいとことは
結構雑で、なんでそうなると突っ込みどろこはあれども、愛する人を独裁者に殺された上
囚われの身になったヒロインがそこから脱出し、自らを鍛え上げ、報復に立ち上がる。
エロはほぼなし、グロはあるけどリアルではないのでエイリアンとか見てる気分だけど
R18なのか。

まー、ハイジは25歳だし、ペーターはアホの子でチャラいし、おじいさんはアイパッチ
してるし、ロッテンマイヤーさんまで出てるし、クララは最初自分で立ってます。そして
マッドなのはハイジじゃなくて大統領兼チーズ屋の社長。スターシップトゥルーパーズを
手に汗握り心を燃やし見た世代にはグッとくるものがある。

乳糖不耐症(牛乳飲むとお腹壊す人のことやね)は矯正施設に送られて人体実験されるし、
気に入らん奴はその場で処刑だし、おじいさんの山小屋の周りには樽にガソリン詰めて
置いてるんかい!

スイスってフランスとは仲悪くないはずなんだけど、白カビチーズをこきおろし、チーズ
を買い付けにきたフランス人をチーズゾンビにしてもーたわ…嫌われてもしらんぞ。とは
いえ、自国の名産スイスアーミーナイフもネタにしてたけどな。

そうそう、スイスの映画が日本で公開されるのって珍しい…ドイツ語?フランス語?と
思ってたらまさかの英語よ。続くみたいな終わり方したけど…これはこれで完結してる
ので別にいいっすよ。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE@gdcs

字幕は混んでるのと、英語を日本語に変換しながらなっちの字幕との比較を3時間やれる
気がしなかったので吹き替えで見た。今回は森川VSツダケンだしな。

今回は前後編で、前編だけで3時間なんだけど、なんていうか…鍵なんてさっさととって
こいよ…って思った。アクションありき、アクションを見せるためにあちこち場所を移し
てる感じ。変身マスク作る3Dプリンタ壊れるのも仕込みだろ。もうね、まどろっこしい。

ジェレミーは帰ってこないしポムちゃんとグレース(ヘイリー)と2人も新キャラ投入する
意味もわからんかったな…そしてヘイリーを投入するためにイルサ(レベッカ)を殺したの?
ワタシの中ではMIでのイルサの立ち位置ってルパンで言うところの不二子ちゃんだったの、
それが今作ではイーサンの女に成り下がってて、それ違うだろってなったし、ヘイリーの
こと、役と混同してると言われてもちょっと嫌いになった。

死んだ人が生きてるのはスパイ映画では普通のことなので、イルサはパート2で沈んだ潜水艦
の蓋開けて出てきてね(それワイスピや)。