行く店くる店…

そういえばワタシ前の会社でM井グループ担だったのであのごっついエレベーターにも乗った
ことあるなぁ。今時のオサレな感じでは全くなかったけど中は普通に会社なんだよねぇ…という
のを思い出した。

近所に「民家の一角を改装した小さなパンとかお菓子のお店」が立て続けにできて、主婦の人が
趣味の延長で週に2〜3日明るい時間帯だけやってるような店はそもそも戸建の持ち家の勝ち組
なので、儲けとか別にどうでもいいんだろうなぁと思うんだけど、賃貸で家族全員で頑張ってます!
みたいな店はどうやって食べてるんだろうか。SNSみると開店してすぐに完売しましたと書いてて、
写真みえもそんなに数あるように見えないし(食パン1斤1000円とかなのかな…この辺でそれは
商売として成り立たんやろ)、毎日営業してるわけでもないようで、店が開いてるとこも見たこと
ないんだけど…個人でやっててながく続いてるパン屋さんとかは偉大だなぁと改めて思う。

今週末でアンデルセン閉店。大昔から通い詰めててシールも集めてたけど、1個100円しない
くるみぱんが小さくなって3倍くらいの値段になってからほとんど行ってない。気に入ったものを
飽きずに食べ続けるタイプなので、値上げに気付きやすくて、やり方がえげつないほど冷める。
今ってデンマークバターは1500円もするの?250gで?でもエシレは倍以上(250gで3400円
とか)するのか…輸入バタは関税の関係でほんとに高い。もうふる納でもらう以外は無理。

西武はメトポリプラザがルミネに変わった時(2010年3月)みたいに既存店舗の粛清を始めたね。
デパートが欲しかった7&iに買われた時に接客がスーパー・コンビニ風になったのを機に東武派
に切り替えたので、外資やヨドに買われてもそうですか、やっぱりね、としか。IB客ばっかり
みてたせいでコロナで痛い目にあったのはデパートという業態全てに言えることだけど、ここは
アジア向けガイドブックなんかにも大きく取り上げられていたようなのでダメージが他より大き
かったと思う。クラブオンポイントもやたらカードを切り替えろと言われるようになって、抽選も
当たらないし、いまどき1000円以上お買い上げからしかポイントがつかない。ヨドのポイントが
つくならそっちのほうがいいね。あと、西武はサイトもめちゃくちゃ見にくいんだよね。

地上はスポーツ用品エリアが丸っと、手芸関連の店も無くなったし催事場も閉鎖。よく買ってた
洋服ブランドもなくなった(ここ何年かは全然買ってなかったのであれこれ言う資格はないが)。
てか、ガーデンがなくなったの地味に痛いんだけど…お肉がよかったし、お弁当のセレクトも
好きなのがあったし、お惣菜も美味しかったのに。

千疋屋も6月一杯まで。西武は日本橋千疋屋なんだけどやっぱり微妙で、大昔カレー食べた時に
袋の口を止めるワイヤーが入ってたことがあったのに「ごめんなさい」だけだったのでそれ以来
総本店贔屓。ケンジントンティールームは1人ですって言ったら入口の椅子で待てと言われその
まま放置されて後から来るグループを次々入れてた思い出しかなくて、西武のカヘーは感じ悪い
ところが多い…と思ってたら感じ悪い3店(ケンジントン、トラム、貴族)は運営会社同じだった。

かるかやノスタルジーな人が多いのか…昔地下でうどん買ったくらいで、屋上で食べたことない
ので(屋外とかフードコートでご飯食べるの好きじゃないんよ)思い入れはないし、うどん食べる
ために何時間も並ぶとかないわー。地下の物販も早々に売り切れ表示になってたけど、ほとぼり
冷めた頃に場所を変えて復活とかあるのかな。

かるかやは創業50年以上、中の人も結構なお年なはずで最近よくある若い人が味を引き継いで
ってやるかもしれんね。そうなった店は最初は良くても創業者が亡くなったりして口を挟めなく
なって、ネームバリューのおかげでシード権付きのスタートができるのもあって商売的にも旨みが
出てくるとオリジナリティを発揮して味が変わり(もちろん悪い方ね)、値上げし、多店舗展開し、
接客が横柄になるのをたくさんみてきた(はまの屋パーラーとかFISHとか)。もうみんなM&A
とか事業継承とか言って近づいてくる輩に騙されないで。寂しいけどいつかは終わるんだ。

胸騒ぎ@HUMAX池袋

ブラムハウスでリメイクが決まっていて、主演はマカヴォイくんというノイズ(笑)のせいでずっと
マカヴォイくんの顔がチラつく。どことなく似てるんだわ。ホラーではなくて人間のイヤーな感じ
がじわじわくるタイプ。雰囲気的にはGET OUTなんかが近いかなぁ。ぼかしなし全裸あるけど単体
(笑)だからPG12なんだよねぇ…。

ワタシは陰キャで人見知りで知らない人は基本的に警戒していて友達が少ないので、こういうのに
巻き込まれることは多分ないけど、英語を真ん中にした母語と文化が異なる同士のコミュニケー
ションの難しさもあって、あの時こうしていればって些細なことが積み重なって最悪なことになる
パターン。よく日本でも監禁されたとか邪悪なママ友の言いなりとか事件になるけど、ハタから
見てると「断れよ」とか「行くなよ」とか「逃げろよ」って思うのに、当事者としては「それが
できないんだよ」ってのを可視化するとこんな感じなのかも。最後は抵抗することもなく言われる
ままに…ってのが気持ち悪い。人んちでヤるなよとは思うけど。

入場プレゼントは海外版ミニポスター(A5サイズ)…ポスター?

裏はFilmarksの宣伝ですが?

関心領域@新ピカ

面白いのは予告だけだったな。そして隣のヒトラーの予告が流れるのシュールすぎる。A24でも
最近は当たりハズレが出るようになってきた…配給がハピネット(納得)。字幕は松浦さんなのに。

塀の向こうはサウルの息子の世界で、終始中の様子が出てくることはなく銃声とか悲鳴のような
音とか何かを燃やす煙が見えるくらいで、ブォーーーンと不穏な音楽を流して真っ黒になったり
真っ赤になったりして雰囲気を演出してるのか…周りくどいし、アウシュビッツで何があったか
知らないと何も想像できないので、ひたすら日常を見せられることになって死ぬほどつまらない
ってことになる。まぁ、知ってても想定外の「ええっ」みたいなことは起こらないのでキッツイ。

塀のこっち側はアウシュビッツの所長と、落下の解剖学のめんどくせぇドイツ女が夫婦で、毎日
楽しく暮らしているんだけど、まぁ、妻が嫌な女なんだわ。メイドにキツく当たり、ゴミみたい
服を恩着せがましく1人1枚、とお下がりにしながら自分は毛皮のコート着てみたり(収容所の
ユダヤ人からぶんどった物)、(ユダヤ人が)歯磨き粉の中にダイヤ隠してたから全部調べ
たったとママ友と談笑したり、夫が異動になると引っ越したくないから単身赴任しろと…浮気も
したくなるよね。あれは浮気?その道のプロの人か収容所の綺麗どころなのかはわからんけど、
ちんちん洗ってるのダセェと思いながら見てた。

途中妻のお母さんが泊まりにくるんだけど、ある日何も言わずいなくなってしまう。普通の人は
銃声とか人の叫び声とか人間を燃やす時の煙withニオイが流れ込んでくるような生活に耐えられ
ないのに、そのことに気づかない鈍感で無神経な妻。絶対友達いないだろ。感じ悪いなぁと思い
ながらもどう落とし前をつけて終わるのかと思ったら突然現代にワープ。また戻ってゲロしながら
暗闇に消えていく夫は何かの暗喩だろうけど…どうでも良くなってる。

ボブ・マーリー:ONE LOVE@gdcs

ボブマーリーはリアルタイムでは知らない世代なので、ボブのことも当時の社会情勢もいまいち
ピンとこないまま銃撃されて世界ツアーに出て癌になったかんじだし、リタが頭を撃たれても
ドレッドで助かったとか6発撃たれたドンも生きてるエピソードのインパクト強すぎて…なんか
すみません。