きょうのえいが。

ナショナル・ギャラリー 英国の至宝@しんずく角川
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3時間長ェよ。ワイズマンだったのか。ストーリーがある映画は起承転結があって、
「転」が来るとあと30分くらいかなとか予想できるけど、時間が全く読めないのは
こんなに苦痛なのか。多分1/3〜1/4は寝てたと思う。

企画展に人が押し寄せるのは洋の東西を問わずなんだなと。それが美術館の収益を
左右し、翌年以降の予算にも影響を及ぼすくだりはどこも同じなんだなー。でも
ここの常設はタダなんだよね(あんなのとかこんなのがしれっとかかってるのに!)
…そこは日本と違うな。

登場人物がプロ俳優でなくてナチョなるギャラリーの職員だから当然素人で、話が
ウマくない人もいて、イラつくことも多々。
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なかでもこの人↑の話し方と声がすごく癇に障る。日本人でもイラつく話し方する
人とか、生理的に受け付けない声の人っているけど、それは世界中にいるのね…
当たり前のことだけどな。あと、黒檀の額縁の説明の人がIt’s,It’s…とかand,and…
って吃音か何かかもしれないけど、「あー」とか「えー」とか言う人と同様にイラ
ついて無理。

面白かったのは修復担当の人と科学者の人の話。絵の解釈についてはそれぞれだから
あぁ、そう言う見方もあるのねとしか思えない。

ワトソン君(とリアン)が出るので、いつかいつかと待ってたら最後の最後だった件。
床は別に踊り易さとか考えなくていいとかテキトーなこと言ってたけど(ここに名前
だけ出て来るカルロスってアコスタ?)、ホントに踊りにくそうだったな。

プリデスティネーション@しんずく角川
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やーーーーー。ハインラインは夏への扉しか読んでないけど、すごいな。最初の
1時間位は飲み屋でのグダグダと過去話なのに、ラスト30分で伏線拾いまくりの
怒濤の展開で、最後の最後で「イーサン!アンタ!!!」ってなる。

登場人物は少ないし、タイムマシンはバイオリンケースだし、CGもチープだけど
緻密で繊細な脚本と、うまい演出で最後まで前のめりで見てた。2回目はまた違う
見方が出来ると思うので、WOWOWでやってください。