結膜炎になっとりました。会社近くの眼科に行ったんだけど、眼科って混んでるのね。
最後に眼科に行ったのは20年くらい前なもんで(コンタクト屋のおまけでない)眼科って
ガラガラなもんだと思ってたので。緑内障の年寄りで一杯って感じ。そうだよねー、
ずっとつき合ってく病気だから、1週間で治る患者みるより儲かるよねーと。しかし、
他の患者診察してる側で検査とかガシガシして、待合室で薬の説明とかプライバシーも
へったくれもない病院だったわ(知られて困るプライバシーもないが)。二度といかん。
NHKバレエの響宴、録画したので見た。Noismは早送りしてもーた(半分くらい見たけど
やっぱり理解できん)、他は楽しく見られマスタ。谷桃子バレエは見たことなかったけど、
意外と良かったので今度公演を見に行きたい。東バのカブキは来々期あたり再演されると
思うので見たい。元々1回の公演で平日でNHKホールというクソ条件だったので、テレビで
見るほうが正解。知らない人も多いので出演者の名前がテロップで出るのも親切。今晩は
BSでマリインスキーのくるみ、モイセーエフのガラ?が放送される。録画。
MOLESKINとスヌーピーコラボ、18ヶ月手帳Verも出たのでつい…。7月から使おっと。
亘は鼻が悪くなって来たのかな…とちょっと思った。サイエンスのカリカリは匂いが
強いから良く食べるのかも。人間はその匂いが苦手なんだけど、亘のためなら〜〜。
ふーちゃんをガン見するピウ子。
ムーちゃんVSピウ子。
前のめりなピウ子。最近Kちゃんがお腹空くとヒヨヒヨ言ってますよ。猫マネ。
長毛サバのお子様がいらっさいました。今回はいつもとお父さんが違うっぽく、長毛
サバのコピーッ子、サバ、白黒の3匹。白黒は隠れてばっかりでなかなか出て来こない。
足だけ写ってる。天気が悪い上にガラス越しなのでグダグダ。ピウ子さんの弟妹ですよ。
またベランダ掃除せねば。
三毛ちゃん。手前の空いてるスペースにいたのにワタシの顔見て隠れちゃった(悲)。
ピウ子に似た人。
先週見た映画、3本。7月は1日(映画の日)が日曜で、14日(TOHOの日)が土曜なので
少し楽に見られそう。来週の水曜の健康診断の後に2本ほど見ようと目論んでるが。
HTCはカールスバーグが売店にあるのでいつも買ってる。フードがイマイチなので
おにぎりはコンビニで調達。
日比谷で映画を見る前はファーストキッチンのプリンフロート!底にカラメルソースが
沈んでて、本体はプリンというよりミルクセーキとかそんな感じ。ウマーい。メロン
ソーダフロート一筋が崩れつつある。
シャンテに行くといつもテルマエロマエは満席なんだわ。ワタシは原作は読んでるけど、
映画は別に見たくないし、いずれテレビでやるだろうから完全スルー。場所と時間柄大人
ばっかりなのだが。どうも世の中の嗜好とはズレてるっぽい。
幸せへのキセキ@スカラ座
実話に基づいた話ということで、妻を亡くし子供らを抱えたマットデイモンが動物園つきの
家を買っちゃって、動物園を再開させるまで色々あったけど、最後はめでたしめでたし、と。
それだけの話で、文科省の推薦とかついちゃいそうな感じの優等生的映画。邦題はもう…
でも原題だって「動物園買っちまったよ(終盤に出てくる台詞)」なのでどっちもどっちだ。
でもワタシは所々で涙しちゃって…ねぇ。ベンジーがずっと死んだ妻の写真を見られなくて
やっと見られるようになったシーン。飼育員スカヨハの手を握って妻の思い出を語るシーン。
でもさぁ、ハリウッド映画のお約束とは言え最後にスカヨハとくっつくのはダメでしょう。
動物が出てくるシーンは子供向けなのか…突っ込みどころが多過ぎる。クマの脱走とか、
老虎が岩から降りられなくなったとか、ライオンの檻の鍵が壊れたとか…むーーん。
まぁ、普通に見ても十分楽しめるのだけど、斜めから見ると倍楽しめます。突撃リポートの
記事を新聞に書いてるベンジーは自分のやりたいことができなくて新聞社を辞めてしまう。
で、会計士の兄ちゃんが止めるのも聞かずに動物園を買って、金に糸目を付けずに突っ走り
資金が底をついた所で出て来た妻が貯めたお金すら動物園に突っ込んでしまう。結果的に
上手くいったから良いものの、中2病をこじらせたまま大人になったと思うとあちこちで
ニラニラできる。
武器商人へのインタビューの最後で「好きな映画は?」と聞くとか。答えは「TOY STORY」
…ワタシも同意しますよ。「1 か? 2 か?」もちろん2でよろしく。
で、その息子ディランがリアル中2の14歳。やることなすこと反抗期と言う名の中2病。
しかもマザコン。グロい絵を描き、学校を退学になり、リリーが好きなのにイヂワル言う
なんて…くぅっ。でも20秒勇気を出して脱中2病を果たすのは父親と違ったね。
脇役陣がいい味出してて、笑える所もたくさん。自分探しにマグロ船(違)に乗ったことも
ある会計士の兄(元中2病)、電動メジャーを持ってる検査官と、その宿敵マクレーディとか、
スカヨハの従妹リリー…エルファニングがお姉ちゃんそっくりになっててびっくりした。
可愛い。あと娘ロジーの子、超可愛い。
最近は役の棲み分けができてるけど、ワタシ5年くらい前までユアンとマットの区別が
できてなかった(笑)。何となく似てない?
(6月14日)
ジェーン・エア@シャンテ
あの原作を2時間におさめるというのは過去に先人が何度もやって来ていて、何を
クローズアップするかが制作側の手腕の見せ所な訳ですよ。ジェーン・エアもしかり。
今回はジェーンの信条と言うか、筋の通った生き様が際立った演出だったと思う。
孤児で親戚に疎まれ、学校でも理不尽な教育を受け(でも当時はこれがデフォでしょ)、
それでも真直ぐに、教養を身につけ、それを糧にする。当時は男に寄りかかって生きて
行くしか無かった女性が多かった中で、ジェーンは地道にかつ必死に生きて来たのが
良くわかる…のはひとえにミアちゃんの地味メイクと質素な服と美しい身のこなしに
助けられたのかなと。やっと良い作品(の主役)に行き着いたねぇ…よかった。
ファスベンダーのロチェスターもとっても良かったのだけど、原作に較べると彼に
関するエピソードが色々と端折られててジェーンに惹かれて行く過程とか、イカレタ
妻のこととか、火事で全て失った後のことなどは薄味で説明不足。ファスベンダーは
いつだって素敵ですよ。プロポーズのシーンはドキドキしたもの。彼はオッサンだと
思ってたらワタシより年下だった衝撃。
ジェーンが育った豪奢な伯母の家が後半になって寂れて家具調度がほとんどない様子
とか、薄暗い陰気な学校と寄宿舎、ロチェスター邸のクラシカルな感じとかホントに
細部まできれいに作り込まれていて、衣装も素敵で眼福。しかしイギリスなので空が
暗い。全体的に薄いベールをかけたような色調。
ジェイミーベル(@リトルダンサー)が素敵になっててびっくりしたよ。今回は貧乏で
融通が利かない宣教師というサエナイ役ですが。
あぁ、でもファスベンダーとベルと両方に結婚してって言われたらどっちを取ろうか
本気で心配してしまうよ。
(6月16日)
星の旅人たち@HTC有楽町
相変わらず箱もスタッフもうんこなHTC有楽町(よく映画ぴあの出口調査に出くわすが
客層もクソだぞ、ここ)。マシな方の大きい箱で、最終回で人も少ないのを狙って行く
(そこまでしないと不愉快な思いをするのは娯楽施設としてどうなのかと問いたい)。
スペイン版お遍路さん。巡礼の旅に出た直後に嵐に巻き込まれて死んだ息子、その
遺体(遺骨)を引き取りに行った父が、息子が辿るはずだった巡礼の道を辿ることに
なるロードムービー?800キロ分なのでちょっと冗長だったかな。スペイン北部の
山岳地帯の風景も美しいけど続くと飽きる(罰当たり)。大聖堂でのボタフメイロが
とても荘厳で美しくて、ここまで一緒に歩いて来た(?)苦労が報われる気がした。
行く先々で息子の影に出会い、遺灰を置いて行く。同じ巡礼者達と成り行きから
一緒に歩くことになって、それぞれ異なる国籍、宗教、背景、事情を受け入れつつ
喧嘩になったり、別々に歩くことになったり、それでもまた会うことの繰り返し。
歩くという単調な行為を通して、それぞれの心の在り方が変わって行く。
それぞれの台詞や行動がこの作品のキモであって、道中遭遇する変な宿とか人、
荷物が川に落ちたとか、盗難にあったとか言うエピソードはエッセンスでしかない
ので、そこを突っ込むのは無粋。でもセバスチャンはいい人。
トムは歩くことで疎遠だった息子とわかり合えたのか。妻も亡くなってて、一人
息子も亡くして、それでも希望を持てるようなラストだった。
宗教と信仰の心は別もの。無宗教でも何かを信じることはある、それでいいと
思わせてくれた。
しかし、実の親子とは言え、マーティンシーンとエミリオエステベスそっくりね。
横顔が同じでびっくりした。そしてこの作品はエミリオの祖父に捧げられている。
しみじみ。
アルバトロス配給の地味系作品はホントに良い作品が多い。バカとエロばっかりじゃ
ないのだ。その辺がトランスフォーマートの違い…ワタシはトランスフォーマー
嫌いだもの 😛
(6月16日)